4J-1
ハイブリッドマルチコア環境における関数型言語の実現手法
○新井一郎,渡部卓雄(東工大)
GPU上でプログラムを効率的に実行させるためには、データ配置や
アクセス順序等のハードウェア依存の最適化が必要であるが、その
ような最適化記述はアプリケーション記述から独立にモジュール化
できることが望ましい。本研究では、関数型言語によるGPUプログラム
の開発を容易にすることを目的としたGPU向けの最適化記述用の
ドメイン特化言語(DSL)を提案する。この手法では、関数型言語
で記述したGPU非依存のアプリケーション記述と本研究で提案する
DSLによる最適化記述から実行効率の良い最適化されたCUDAコード
を自動生成する。これにより最適化記述のモジュール性向上と
GPUによる高速化、開発の容易さを実現させる。