4F-1
履修者データによるプログラミング入門教育へSIEMを導入した効果の分析(その2)
○土肥紳一,宮川 治,今野紀子(電機大)
情報環境学部は2001年4月に開校し,10周年を迎えた.教育の特
色は,学年制の廃止,必修科目の廃止(事前履修条件の導入),学費
単位従量制の導入,セメスター制の導入,GPAの導入等がある.こ
れらの制度を反映しながら,受講者のモチベーションの向上を目指
した教授法(SIEM:ジーム)を開発し,プログラミング入門教育に力
を注いでいる.SIEMを実践し,授業改善策を授業にフィードバッ
クした結果,受講者のモチベーションを年々向上できるようになっ
た.プログラミング教育の要となる「コンピュータプログラミング
A」「コンピュータプログラミングB」「オブジェクト指向設計」の
履修パターンおよび履修者数の変化を継続的に分析している.本論
文では,その結果について述べる.