3W-6
RFIDと無線通信デバイスの連携による屋内向け位置推定システムの一検討
○山田健博,田島孝治,大島浩太,寺田松昭(農工大)
位置情報連動サービスの需要が高まるにつれ、GPSの測位が困難な屋内での利用が期待されている。また、スマートフォンなどの多機能な携帯端末の普及により、測位に多種多様なデバイスが利用可能になった。しかし、現状では、各デバイスは状況に応じて選択的に利用されており、利用可能な状況や環境、測位精度に課題がある。そこで、本研究では、複数の測位デバイスの利用・連携を特徴とする屋内向け位置推定システムの開発を目的とする。特に、各測位デバイスが様々な特徴を備えている点に着目した、測位対象の存在範囲を用いた位置推定方式を提案する。提案位置推定手法を実装したシステムを構築し、評価を行った。