3V-7
無線センサネットワークにおける複数シンクを用いた負荷分散型ネットワークの構築
○後藤 典,能登正人(神奈川大)
近年、無線通信技術の向上により、通信機能を有する超小型センサを用いた無線センサネットワークの研究が進められている。無線センサネットワークは、センサノードを大規模数に用いて広範囲をセンシングすることにより、状況の変化を検出して周囲に通知することができる。しかし、センサノードはバッテリー容量に制限があり、長期間運用には低消費電力な動作が欠かせない。本研究では、複数シンクを配置し、通信状況によりノードの制御を自律的に変化させることで、効率的な通信と低消費電力化を加味した負荷分散データ転送方式を提案する。