3U-5
すれ違い通信による配信エリアの動的制御を特徴とする地域情報共有システム
○菊池大輝,田島孝治,大島浩太,寺田松昭(農工大)
Twitter Places、mixiチェックなどのユーザ投稿型位置情報応用サービスが注目されている。
これらのサービスは特定の場所に関連する情報が参照できるという点で有益であるが、Pull型通信であるため情報のリアルタイム性に課題がある。
そこで、本研究では、地域情報の共有にPush型配信を用いた情報配信システムの提案を行う。
システムの配信負荷の低減と有益な情報のみを配信可能にするため、すれ違い通信を用いた配信エリア決定方式の開発を行う。
ユーザが実際にすれ違った場所からその地域のユーザ密度が取得でき、またその地域を利用するユーザの行動範囲から、地域情報の需要が高いエリアに限定した効率的な情報配信効果も期待できる。