3T-8
撮影画像データを対象とした画質評価方法の検討
○吉田農里,小嶋和徳,伊藤慶明,石亀昌明(岩手県大)
本研究では画像に含まれるピンボケ、手ぶれ、ノイズ等画像中に含まれることで
その画像が不要であると判断されてしまう特徴をマイナス要素として定義し、
ユーザーにとって必要か否かの判断を補助するシステムを構築する.
ピンボケ、手ブレ状態については輪郭部分の濃度変化が緩やかになるため、
輪郭数が減少し、輪郭部の幅が広くなる状態を評価する.
また、ブロックノイズは予測される発生部分の画素値の変化率から評価する.
そしてランダムノイズについては各画素の周辺画素値との関係から評価をする。
最終的に、各要素の評価値から総合評価を求めることで
ユーザーが必要かどうかを判断する.