3N-3
円滑なメタバース内PBLを指向した多言語環境の構築と評価
○田口亮輔,中平勝子(長岡技科大),兼松秀行(鈴鹿高専),福村好美(長岡技科大)
従来から,エンジニアリング・デザイン能力の育成手法としてProblem Based Learning(PBL)が注目されている.しかし,PBLは受講者が一箇所に集合して行わなければならないという制約があり,複数機関間での連携が困難であった.また,昨今のグローバル化によって学生の国籍も多様化しており,それによる言語の壁も問題となっていた.この問題に対し,Web上の仮想空間(セカンドライフ)における多言語PBL環境の構築が一つの解決方法だと考えられる.本稿では構築した多言語PBL環境の概要を報告する.また、3カ国語(日本語,マレー語,英語)を用いた模擬授業により評価を行った結果を報告する.