情報処理学会 第73回全国大会講演要旨

本発表ではドメイン特化型言語のためのエディタの自動生成手法を提案する。
対象とするエディタは、木文法によって定義される抽象構文木の編集を可能とするビジュアルエディタである。
本手法では、エディタ作成を支援するための「インターフェースデザイナ」を用いる。
本デザイナでは、言語及びエディタの拡張をGUIによって行うことが可能である。
ここでの拡張とは、ドメイン特化型言語の新たな構文を追加することであり、抽象構文木の導出規則を再定義可能にする仕組みを提供することによって実現される。
本発表では提案するデザイナのプロトタイプ実装を行うとともに、ドメイン特化型言語SOARSに対するエディタの一部を作成した。