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関数型日本語プログラミング言語「クロガネ」の開発
○太田大地,筧 捷彦(早大)
プログラムを日本語らしく書くことを目的とした言語(以下、JPL)は「なでしこ」や「TTSneo」などはじめ、これまで多くのものが開発されてきている。それらの多くは手続き型であり、最近になってオブジェクト指向である「プロデル」や「言霊」などが出てきた。しかしJPLの中には関数型の言語が存在しない。
そこで本研究では関数型JPL「クロガネ(http://kurogane.codeplex.com/)」を提案し実装した。
クロガネでは従来のJPLでは利用することができなかった、関数型言語の特徴である匿名関数やクロージャ、高階関数などを利用できる。また従来のJPLでも利用されてきた助詞の活用を継承し、さらに重文によって日本語らしい関数プログラムを記述することが可能になった。