3H-2
MPEG-4 ALSエンコーダのハードウェア化に向けた予測係数算出処理の並列最適化
○高橋 徹,瀬戸謙修,丸泉琢也(東京都市大)
ネットワークやデジタル機器のブロードバンド化、データ容量の増大、メモリの低コスト化などが進展していく中で、オーディオ信号の高品質化の要望も高まり、オーディオデータの可逆圧縮技術も進歩している。その圧縮技術の一つとしてMPEG-4 ALSが注目されている。
MPEG-4 ALSをポータブル機器に搭載するにはハードウェア化による低消費電力化・処理速度の向上が必要となる。
そこで本研究では、MPEG-4 ALSでボトルネックとなる予測係数算出処理を並列最適化した上で、高位合成ツールを使用してハードウェア化し、性能と面積を評価する。