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家庭内消費電力の言語化による家族のエコ意識向上への取り組み
○遠藤友美,小林一郎(お茶の水女子大)
近年,地球温暖化が大きな問題となっており,日本においては個人からのCO2 排出量は
全体の排出量の20 %を占め,そのうち電力使用によるCO2 排出量は車の3 倍に
相当する.このことからも今後家庭内におけるCO2 削減はさらに重要となると考える.
そこで,本研究では家庭での消費電力量に着目し,今まで特に意識することなく家庭で
電気を使用してきた家族のエコ意識を向上させる1 つの手法として,電力の使用に
ついてユーザにわかりやすく伝える,消費電力を言語化する手法を提案する.