2V-8
片方向リンクを含む無線ネットワークへのネットワークコーディングに関する検討
○完山和希,大竹健司,白石 陽,高橋 修,川嶋稔夫(はこだて未来大)
無線ネットワークコーディングは周波数利用効率の向上を可能とする技術として注目されている。しかし、既存研究では双方向リンクを前提とした研究が行われてきた。本研究では片方向リンクがトポロジに含まれる場合のネットワークコーディングの性能を検証する。片方向リンクの本数とノード数を双方向リンクのみの経路と片方向リンクを含む経路でそれぞれ変化させたトポロジで全体の送信回数を数式で示す。さらにシミュレータにより片方向リンクを経路に含む場合と含まない場合において、全体の送信回数と通信遅延がどのように変化するか検証する。