2F-1
システムアーキテクチャへの概念共有欲求の反映
○木下博之(慶大)
コンピュータは開発されてから急速に社会に浸透していった。人々はコンピュータに何を期待してきたのか、時代順にまとめる。その中で、システムアーキテクチャへ人間の深層心理における概念共有欲求がいかに反映されてきたかについて述べる。計算、数理論理処理、言語処理、音声画像処理、ネットワーク化、インターネット、仮想化などの事例を通して分析をする。そうしたハードウェア及びシステムアーキテクチャの発展を人間社会の変遷と比較しつつ論じ、それらは、人々が概念共有欲求を満たしていく過程とともにあったことを論じる。そうした変遷の中での今後の展望について論じる。