2C-2
実世界認識エンジン活用プラットフォームの試作
○有熊 威,北野貴稔,白石展久,小山和也,河又恒久(NEC)
近年、複数多種のセンサ情報を多角的に解析し、実世界をより正確に認識することで、応用サービスに精度向上などの付加価値をつけたいという需要が増加している。
しかし、センサ情報から実世界を認識するエンジンの多くは、特定の応用サービスを指向して設計されてきたため、既存の認識エンジンの解析結果を新しい応用サービスへ流用することは困難であった。
本研究では、複数種類の認識エンジンを収容し、応用サービスへ解析結果を一元提供する中間層として、「実世界認識エンジン活用プラットフォーム」を提案する。提案した中間層の試作・検証実験を通して、中間層により解析結果が複数の応用サービスから容易に利用可能になることを検証した。