1ZC-10
単調作業の総合的支援システムによる労働の質的向上の研究
○川上賢太,藤波香織(農工大)
一般的に単調作業を続けると作業者の集中力が落ち、作業の質が低下する。
そこで、本発表では適切な情報提示によって作業量、エラー率、満足度の
観点から単調作業の改善を目指す。具体的な単調作業として、仕分け作業を
対象とする。作業量には適切な目標設定、エラー率には作業する意義、
満足度には知人からの応援が適切と考え、これらの機能を実装する。まず、
大型タッチスクリーン上で動作する仮想仕分け棚に対して適用し、作業量・
エラー率・満足度を検証する。その後、実際の仕分け状況をセンサーを
通じて取得可能な仕分け棚を製作して、これらの機能が現実の作業にも
適用できることを示す。