1V-8
SCoP:構築型センシングデータ収集機構
○竹内雄亮,横山 聖,加々本貴志,高木篤大,戸辺義人(電機大)
センサデバイスの低価格化により、様々な分野でセンサが利用されている。
しかし、センシングデータを収集するためには広域な通信インフラが
必要となり、設置コストや管理コストが高くなってしまう。
たとえば、街中にセンサを設置して熱中症を予防するシステムがあるが、
センシングデータを収集するコストが高いため現状ではセンサを
用いた熱中症予防システムの構築は困難である。そこで我々は、
センシングデータを効率よく取得可能なSCoP(Store, Compress and Pick-Up)
を提案する。SCoPはセンシングデータの記録、圧縮を行い、近くを
通りかかった携帯端末に対しデータを送信する。SCoPを使用することで、
センサに外部との通信インフラを確保する必要がなく、
安価にセンシングデータを収集することが可能となる。