1V-2
複数の無線センサノードへプログラムを効率的に転送するOver-the-Air Programming手法の提案
○猪狩秀紀,宮崎敏明(会津大)
無線センサネットワークにおいて、ノードにインストールされている
ソフトウェアを、無線通信を用いて更新・変更する機構
(Over-the-Air Programming: OTAP)は、ソフトウェアの変更・更新が
容易になるなど、多くの利点を生む。現在までにDelugeやMNPなど
ブロードキャストを基本としたプログラムの配布手法が幾つか提案
されている。本稿では,Delugeを基に冗長パケットを削減し, かつ
基地局によるプログラム更新の制御を行う手法を提案する。提案手法が
複数ノードに対して、冗長パケットを削減しつつ、正確にソフトウェアを
更新することを、市販無線センサノードを用いた屋外実験により確認した。