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ローマ字転写による縦書きモンゴル語入力方式構築のためのモンゴル語文字頻度分析
○巴図孟克,中平勝子,三上喜貴(長岡技科大)
高度情報化時代を迎え、モンゴルにおいてもメール等による言語テキストの電子的交換が日常的に行われるに至っている.その際,平易な言語入力方式を構築することが利用者の負担を減らす上で必須の課題であるが,モンゴル文字の持つ特殊な構造により平易な入力が実現しておらず,特殊な入力方式・特殊な文字コードに頼ることが多かった.本稿では,ローマ字転写ー縦書きモンゴル語変換による入力方式を構築することを目的に,変換機能の基礎となるモンゴル語文字頻度分析を行った.