1N-9
アクセスログに基づくファイルとWebページの関連性抽出手法
○宋  強,渡辺陽介,横田治夫(東工大)
近年、Web上にある情報が大幅に増加しており、Web上の情報を閲覧しながら、ファイル編集を行うことは日常的になっている。しかし、ユーザが過去のある作業に対して、作業を行った間に参考にしたWebページ群を知りたい場合、ファイルとWebページの間の関係が分からなければ、その作業に関連するファイル群とWebページ群を一緒に探すことが困難である。本研究の目的は、同一作業で使用されたファイル群と参照したWebページ群を関連づけて、一つのセットとして、ユーザに提示することである。このために、ファイルのアクセスログとWebのアクセスログを利用し、各ファイルとWebページの共起頻度に着目し、ファイルとWebページの関連性を抽出する。