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移動センサの一様充填問題に対する分散解法の提案
○和田悦朗,大下福仁,角川裕次,増澤利光(阪大)
一様充填問題を解決するにあたり,自律移動が可能なロボティック
センサエージェント(以下,RSAと呼ぶ)を利用した方法がある.R
SAを利用する手法には,対象領域の性質やRSAの性能の違いにより,
多数のモデルが存在する.
本稿では,格子型にモデル化を行った領域を扱い,議論を進めていく.
また,対象領域の格子型へのモデル化の他に,対象領域の形状やア
ゴリズムの制約により,複数のモデルに分類し,各モデルにおいて
求められるRSAの性能比較を行う.
更に,分類したモデルの下で,それぞれ適用可能な提案アルゴリズム
を紹介する.