特別トラック(11)
情報技術国際標準化 SC17「個人識別カードの標準化と最新の利用動向」
[全体概要]
 電子 ネット社会の実現に向けて各国の動きが急展開している.このキーデバイスとして,アクセス用(本人確認)IDカードの開発・整合性及び相互運用性が 必要になり,SC17が担当するカードの標準化の重要性が注目され始めた.
 社会インフラを構成する官公庁発行予定の住民基本台帳カード,運転免許証,パスポート等に加えて日常の生活カードとしての銀行預金カード,交通定期券, 電話カード,クレッジト・商店街のショッピングカード等あらゆる分野にカードが利用されている.これらのカードは,現在殆どが磁気カードであるが, CPUを搭載した“外部端子付ICカード”や,雨天等環境の悪い屋外で特徴を発揮する“コンタクトレスICカード”の基本規格制定も完了した.

 
これらのカードの特徴及び各種用途の代表事例を規格開発面から紹介する.
 
●講演(1) 3月25日(火)14:50-15:10[T11会場(講義棟D 3F 301)]
「SC17の標準化組織と各WGの規格開発状況」
林 義昭(ニューメディア開発協会)
昭和39年3月:静岡大学卒業.昭和39年4月:大日本印刷(株)入社,中央研究所配属.昭和45年6月:大日本印刷(株)榎町工場技術課 (磁気カード開発等).昭和53年6月:BF事業部システム開発部(磁気カード企画・販促等).昭和58年3月:上記(SC17・WG1委員, WG4幹事/ICカード企画担当等).平成04年6月:CBS開発本部企画開発部次長(SC17・WG4・WG8幹事).平成10年10月: 技術本部SC17標準化への貢献により通商産業大臣表彰.平成14年2月:大日本印刷(株)定年退職.平成14年3月:(財)ニューメディア 開発協会(非接触ICカード普及,SC17幹事等).
 
●講演(2) 3月25日(火)15:10-15:40[T11会場(講義棟D 3F 301)]
「ICカードの特徴とセキュリティ構造」
寄本 義一(凸版印刷)
1970. 3. 東京理科大学工学部電気工学科卒業.同年 4. 太陽計測株式会社(横河電機の代理店)入社.開発業務担当.各省庁研究所等の特殊仕様の 機器を開発.工場製造自動化システムの開発.1983. 10. 凸版印刷株式会社入社,中央研究所に配属.インクジェットプリンタ,インタフェースの 開発.エレクトロクロミクスディスプレイ,ドライバの開発.ICカード開発.日本クレジット協会,EMV,ICカード仕様作成(主査). 全国銀行協会,ICカード仕様作成(有識者会合委員長).カード関連の標準化にかかわる記事を業界誌に掲載.現職 .凸版印刷株式会社,金融・証券事業本部IC事業推進本部本部長付.ICカードシステム利用促進協議会(JICSAP)理事.ISO/IEC,JTC1/SC17委員.同 /WG1(物理特性)委員.同 /WG4(ICカード)国内主査.同 /WG3(パスポート、ビザ)国内幹事.同 /WG10(運転免許証)国内幹事.磁気カード,ICカードに関わるJIS規格の 作成をリーダとして担当.平成14年度工業標準化事業功労者表彰経済産業大臣表彰受賞(2002.10.15).主な功績: ICカード分野で国内初のICカードを開発,関連SC,TCで 国内外を主導するなど,我が国の立場を代表して尽力した.
 
●講演(3) 3月25日(火)15:40-16:10[T11会場(講義棟D 3F 301)]
「コンタクトレスICカードの特徴と規格開発動向」
大谷 佳光(NTTサイバースペース研究所)
昭和56年東北大学・工学部,金属材料工学科卒,昭和58年同大大学院博士課程前期2年の課程修了,同年日本電信電話公社に入社,現在, NTTサイバースペース研究所主幹研究員,グループリーダ.平成10年工学博士(東北大学).平成12年より,ISO/IEC JTC1/SC17 WG8国内対策委員会主査.磁気ディスク用薄膜媒体,磁気応用デバイス,非接触ICカードの研究開発に従事.電子情報通信学会,応用物理学会, 応用磁気学会会員.
 
●講演(4) 3月25日(火)16:15-16:45[T11会場(講義棟D 3F 301)]
「JR東日本におけるICカード(Suica)の導入とIT戦略」
片方  聡(JR東日本)
昭和60年3月:早稲田大学理工学部機械工学科.昭和60年4月:(株)東芝入社,通信機器の機械設計に従事.平成5年4月:東日本旅客鉄道(株) 入社.大宮機械区助役(〜H7. 3), 高崎機械区区長(〜H9. 5)を経て,ICカードのプロジェクトに発足当時(H9. 5)から参画.(現職)鉄道事業本部,Suicaシステム推進プロジェクト,Suicaシステムグループリーダ.社外活動:日本鉄道サイバネティクス協議会.出改札システム委員会 ICカードWGリーダー.※ICカード乗車券規格の制定等を実施
 
●講演(5) 3月25日(火)16:45-17:15[T11会場(講義棟D 3F 301)]
「運転免許証の標準化状況とわが国の対応」
牧野 忠由(松下通信工業)
昭和19年生.昭和42年学習院大学理学部物理学科卒業.昭和44年松下電器産業株式会社へ入社.日本音響学会,日本応用物理学会会員. (社)新交通管理システム協会が事務局を担当しているISO TC204/WG4(車両/積載貨物の自動認識)国内分科会主査,ISO/IEC JTC1 SC17/WG10(運転免許証などの国際標準化)国内分科会主査としてICカード,RFタグなどの分野の応用システム国際標準化のへ対応を行っている.
 
情報技術国際標準化 SC37バイオメトリクス技術の国際標準化と日本の対応
[全体概要]
ネットワーク社会における安全性そして利便性の向上に向けて期待されるバイオメトリクス認証、その技術に関する国際標準化への取り組みの幕が切って 落とされた。我が国で培ってきた技術を展開し、さらに世界に向けて発信するために産学官はどの ような取り組みをしてきたかに関し、国内外の標準化活動を招待講演により明確にし、各界の代表者により、研究、開発、導入体制のあるべき姿とともに学会がなすべき役割をパネルディスカッションする。
 
●講演(1) 3月26日(水)9:30-9:50[T11会場(講義棟D 3F 301)]
「国際標準化活動SC37の概要」
瀬戸 洋一(日立)
1979年:慶応義塾大学工学研究科修了(電気工学),同年(株)日立製作所入社 システム開発研究所配属,以来,衛星画像処理,医療画像処理, 地理情報処理,ITS,情報セキュリティの研究開発に従事.セキュリティビジネスセンタセンタ長を経て,現在,同研究所情報セキュリ ティ担当主管研究員.情報処理学会,IEEE各会員,ISO SC37委員長,ISO SC17 WG11主査.INSTAC JIS化主査,工学博士(慶大),技術士(情報工学).
 
●講演(2) 3月26日(水)9:50-10:10[T11会場(講義棟D 3F 301)]
「バイオメトリクスアプリケーションプログラムインタフェースの標準化状況」
中村 敏男(沖)
1985年芝浦工業大学電子工学科卒業.同年,沖電気工業入社.1998年よりアイリス認識システムの開発に従事.ISO/IEC JTC1 SC17,SC37会員.
 
●講演(3) 3月26日(水)10:10-10:30[T11会場(講義棟D 3F 301)]
「精度評価のJIS化活動」
三村 昌弘(日立)
昭和43年生.平成9年東京工業大学大学院 物理情報工学専攻博士課程修了.同年(株)日立製作所に入社.システム開発研究所に所属. 以来,指紋画像処理・認識,本人認証システムの研究開発に従事.現在に至る.研究員(工学博士).情報処理学会会員.電子情報通信学会会員. (財)日本規格協会 INSTAC バイオメトリクス標準化調査研究委員会委員.日本バイオメトリクス認証協議会技術部会脆弱性検討WGリーダ.
 
●講演(4) 3月26日(水)10:30-10:50[T11会場(講義棟D 3F 301)]
「運用要求仕様策定のJIS化活動」
新崎 卓(富士通)
1988年(株)富士通研究所入社,現在ペリフェラルシステム研究所に所属.バイオメトリクスによる個人認証装置,アルゴリズム,システムの 研究開発を担当.INSTAC生体認証技術標準化委員会の委員及びワーキンググループ4の主査.
 
●パネル討論 3月26日(水)10:55-12:00[T11会場(講義棟D 3F 301)]
「国際標準化に向けていかに取り組むべきか」
[討論概要]
 国際標準化に向けていかに取り組むべきかネットワーク社会における安全性そして利便性の向上に向けて期待されるバイオメトリクス認証技術に関し, ISOIECJTC1SC37を中心とした国際標準化への取り組みの幕が切って落とされた.わが国が培ってきた技術を世界に発信するためには産学官は どのような取り組みを今後すればよいのか,本パネル討論では,SC37などにおける国際標準の動きを念頭におき,各界を代表するパネリストともに, バイオメトリクス技術の研究,開発,標準化のあり方と学会がなすべき役割を議論する.
司会:小松 尚久(早大)
1979年理工学部電子通信学科卒.1981年大学院理工学研究科修士課程了.同年NTTに入社.1987年理工学部助手.1989年同専任講師. 1996年同教授.工博.現在,セキュリティと品質を考慮したヒューマン・ネットワークインタフェースに関する研究に従事.特にバイオ メトリクス技術とその適用に興味を持ち,日本規格協会バイオメトリクス標準化調査研究委員会,日本バイオメトリクス協議会に携わる. ISO/IEC JTC1 SC37では,SG5国内主査を務める.
パネリスト:辻 義信(経済産業省)
昭和51年3月:横浜国立大学工学部電気工学科卒業.昭和53年3月:横浜国立大学大学院工学研究科電気工学専攻修了.昭和53年4月: 通商産業省入省(工業技術院総務課).昭和61年6月:日本貿易振興会(JETRO)出向.西ドイツ駐在(〜平成元年6月).平成元年6月: 資源エネルギー庁公益事業部計画課長補佐.平成2年6月:資源エネルギー庁長官大臣官房総務課技術専門職.平成4年6月:和歌山県庁出向. (工業技術センター所長兼商工労働部参事).平成6年5月:通商産業省機械情報産業局総務課新映像産業室長.平成7年4月:奈良先端 大学院大学客員教授(〜平成9年3月).平成8年6月:国際協力事業団(JICA)出向.(鉱工業開発調査部計画課長).平成10年7月:通商産業省 関東通商産業局産業振興部長.平成13年1月:経済産業省産業技術環境局標準課長.現在に至る.
パネリスト:村山 憲治(新東京国際空港公団)
昭和55年3月:早稲田大学法学部卒業(修士号)専門:海上保険法.慶応大学商学部国際経営学ゼミ交換学生終了.昭和55年4月:新東京 国際空港公団入社総務部主事.昭和55年9月:空港計画室主事.昭和57年6月:企画室広報室主事.昭和58年6月:企画室経営管理室主事. 昭和60年6月:経理部管財課第二係長.昭和63年6月:旅客ターミナルビル部業務二課第2係長.平成2年4月:全日本空輸出向.成田空港支店 旅客部旅客課スーパーバイザー.シドニー支店旅客担当スタントマネージャー.ワシントン支店旅客担当マネージャー.平成4年6月:運用本部 管理部総務課課長代理.平成7年6月:企画室国際担当室長代理.平成9年9月:企画室国際業務室副室長.平成14年11月:情報業務部調査役(現在).
パネリスト:尼子 大介(三菱商事)
1970年2月 広島生まれ.1992年3月 東京大学理学部生物学科卒業.1994年3月 東京大学理学系大学院修士課程終了.同年4月 三菱商事株式会社に入社.主にバイオテクノロジー,IT関連の新規事業立上とベンチャー投資活動に従事.2000年よりバイオメトリクス関連事業を担当. 2001年より現職.
パネリスト:鷲見 和彦(三菱)
1984年京都大学大学院工学研究科修士過程電気工学専攻修了,同年三菱電機(株)入社,生産技術研究所,産業システム研究所を経て,現在先端技術総合研究所にて画像パターン認識,特に,監視カメラによる画像解析(交通,セキュリティ)および,指紋・顔による個人認証の 研究開発に従事.工博.2003年より京都大学COE研究員.
パネリスト:瀬戸 洋一(日立)
(略歴は「特別トラック(11)情報技術国際標準化SC37・講演(1)『国際標準化活動SC37の概要』」を参照)
 
情報技術国際標準化 SC31データキャリア標準化の最新動向とアプリケーション事例
[全体概要]
 インターネットを始めとする,情報,通信技術の飛躍的進歩により,社会生活そのものが大きく変容しようとしている.しかし,いかにネットワークの 発達により,世界中の情報を瞬時に手に入れられる時代になろうとも,瞬時に品物を手に入れられることはない.そこには必ず生産・物流という物理的な 商活動が存在するのであり,距離及び時間的な制約を受ける.さらに情報化技術が進化し,ビジネススピードが早くなればなるほど,これに対応した生産・ 物流のスピードが重要になってくる.こうした時代にあって,最も注目すべきものの1つは自動認識技術である.生産・物流において,人の作業や判断を 究極的に排除した場合,その品物が持つ情報を自動的に読取り,オンラインでやり取りされている情報と一元化しなければならない.新たなECの時代になって, その必要性はますます大きくなってきている.この自動認識技術を情物一致の手段という視点で,最新の国際動向と応用事例について講演する.
 
●講演(1) 3月26日(水)15:00-15:20[T11会場(講義棟D 3F 301)]
「自動認識技術の国際動向」
柴田 彰 (デンソーウェーブ)
1947年生.1971年日本電装(株)(現在のデンソー)に入社.以後,自動車用アンチスキッド,オートドライブ,エアコンなどの制御機器の 設計に従事.1982年頃よりバーコードリーダの設計に従事し,2001年(株)デンソーウェーブ設立と同時に出向.ISO/IEC JTC1 SC31国内委員会委員長.ISO TC122 WG4,WG7委員.(社)日本自動認識システム協会技術委員会委員長.(社)電子情報技術産業協会AIDC委員会委員長.
 
●講演(2) 3月26日(水)15:25-16:05[T11会場(講義棟D 3F 301)]
「バーコード,2Dコードの国際動向と応用事例」
小橋 一夫 (松下電器)
昭和25年生.昭和48年北海道大学工学部精密工学科卒業.昭和50年同大学大学院修士課程精密工学専攻修了.松下電器産業(株)入社.松下技研, 松下通信工業を経て,現在,松下電器産業(株)パナソニックシステムソリューションズ社・社会システムビジネスユニットに勤務.JEITA・AIDC 技術標準化委員会・WG2委員長/WG4委員として,AIDC技術の標準化,AIDC技術活用時のデータ記述方式の標準化等の検討に参加. 情報処理学会会員.
 
●講演(3) 3月26日(水)16:15-16:45[T11会場(講義棟D 3F 301)]
「RFIDの国際動向」
渡辺 淳 (デンソーウェーブ)
昭和32年生.昭和54年名古屋大学理学部化学科卒業.昭和56年同大学院博士前期課程終了.理学修士.同年日本電装株式会社(現,株式会社 デンソー)入社.平成13年事業部分社化に伴い,株式会社デンソーウェーブに出向.平成8年よりISO/IEC JTC1/SC31/WG4(自動認識及びデータ取得技術/RFID)国内対応委員会主査として,「物の管理用RFID」の国際標準化活動に従事.
 
●講演(4) 3月26日(水)16:50-17:30[T11会場(講義棟D 3F 301)]
「RFIDの応用事例」
大塚 裕 (オムロン)
1984年:名古屋工業大学卒業後,立石電機(株)(現在のオムロン(株))に入社,中央研究所にて光電センサ,視覚認識装置等の研究開発に従事. 1987年:RFIDシステム事業の発足に伴い,RFIDシステム開発部に転属し,RFIDシステムの開発に従事.1989年:RFIDシステム商品企画部に転属し, 事業企画,商品企画,マーケティングに従事.2001年:ITソリューション事業部発足と同時に転属し,PMM(Product Marketing Manager)としてマーケティング,企画,販促,SE等,RFIDに関する様々な業務を遂行.RFIDに関する世界標準化・業界標準化委員会に参画し,日本代表として活動中. ISO/IEC JTC1 SC31,WG4(RFID)委員,ARP 日本委員長,AIDC AMP長,日本規格協会委員,半導体関連 SEMI J300/I300I 委員.自動認識協会主催「自動認識総合展」における記念講演(’00,’01),(社) 電子情報技術産業協会(JEITA),自動認識・データ収集技術標準化委員会主催の ADCセミナーにおける記念講演(’02. 7. 5)を始め,各種協会での講演を実施.日本工業出版発行「月刊バーコード」編集委.
 
情報技術国際標準化 SC34 ISO/IECにおける文書記述・処理言語の標準化動向
[全体概要]
ISO/IEC JTC1 SC34は,XMLに代表されるマークアップ言語に関連する.現在の活動の中心は,XMLのためのスキーマ言語DSDLとTopic Mapの二つである.どちらも,業界標準化団体OASISと連係をとりながら標準化が進んでいる.スキーマ言語DSDLは,XML文書の構造・内容についての制約条件を表現する. DSDLの一部であるRELAX NGは,日本から提案されたスキーマ言語RELAXの影響を受けてOASISで最初に制定されている.Topic Mapは,情報や知識を組織化し管理するための標準(ISO/IEC 13250)であり,現在はXMLに関連する仕様として整備が進められている.
●講演(1) 3月27日(木)9:30-10:40[T11会場(講義棟D 3F 301)]
「ISO/IECのXMLスキーマ言語DSDLの現状 −日本発のスキーマ言語RELAXのその後−」
村田 真(国際大)
京都大学理学部卒業.昭和60年より富士ゼロックス(株)において構造化文書の研究に従事.平成9年よりXML 1.0を制定したW3C XML WGのメンバー.平成12年にXMLのためのスキーマ言語RELAX(JIS TRのちにISO/IEC TR)を制定した国内委員会主査.現在,OASIS とISO/IECにおいて,スキーマ言語RELAX NGおよびDSDLの制定に従事.日本IBM (株)東京基礎研特別研究員・国際大学研究所併任研究員.
 
●講演(2) 3月27日(木)10:50-12:00[T11会場(講義棟D 3F 301)]
「Topic Mapの現状」
内藤 求(シナジー・インキュベート)
愛知工業大学電子工学科卒業.1995年に(株)シナジー・インキュベートの設立に発起人の一人として参画.現在,KT事業推進 取締役. 各種SGML, XML, Topic Mapsプロジェクトに従事し,ディジタルドキュメントの共有/流通を推進.ISO/IEC SC34のメンバ,日本規格協会の各種標準化委員として標準化活動に参加.シナジー・インキュベートは,Topic MapsについてOntopia社と提携.OASIS,IDEAllianceの会員.
西川 マリ(シュルンベルジュ)
高校の化学教師,製薬産業の研究生化学者及びテクニカルエディタを経て,現在は,シュルンベルジェ株式会社ジャパンのEDMSのテクニカル アドバイザ.モジュール化構造化文書の利用,システム及びDTDの増強,アルファ及びベータテスト,EDMSに対する社内の要求,仕様のレビュー, 及び,文書管理の新しい技術の導入などに従事.エスセティックリアリズム(http://www.aestheticrealism.org/)の哲学の研究が,情報システム構築の際の モデルの選択に役立っている.OASISのTopic Maps Public Subjects,XML Vocabularies,及び,GeoLang Technical committees(技術委員会)のメンバ.また,ISO/IEC JTC1/SC34 WG3の日本代表であり,トピックマップのStandard Application Modelのような,現在策定中の標準のレビュー及び評論を実施中.草月流(華道)のお師匠さんであり,レゴの組立てと,ボードゲームの相手で忙しくさせられている男の子1人と女の子1人の母でもある.