ソフトウェアジャパン2010 サスティナブル社会を実現するIT
 
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プロジェクトマネジメント学会(PM学会)
「サスティナブルな組織のためのプロジェクトマネジメント
 −ITプロジェクトへの高度化するニーズに応えるために−」
開催日時:3月10日(水)15:30-17:30  会場:会場1 工学部新2号館 1F 212講義室(12B)
 
セッション概要
 
ITプロジェクトへの要求は年々厳しくなっている.背景には,ITの発展によるサイクルタイムの短縮だけでなく,グローバリゼーションと最近の企業の生き残り戦略が求める厳しいコスト低減ニーズがあるのは明らかだろう.本フォーラムでは,高度化するITプロジェクトへの要求に対しモダンPMがどう応え,プロジェクトをどのように成功へ導くべきか,また,ITプロジェクトの機会に対し,実務上どのように評価すべきかを見る.折柄,プロジェクトマネジメントの国際標準ISO21500の策定がPC236で進行中であり,それがIT業界へ与える影響についても検討する.
     
準備中  司   会:関 哲朗
        文教大学情報学部准教授/
        PM学会副会長/ISO PC236国内対応委員会委員長
略歴 準備中
     
プログラム [3月10日(水)15:30−17:30]
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 講演(1) 「イントロダクション:PM標準化とPM学会の取り組み」

15:30-15:50

準備中  関 哲朗
 文教大学情報学部准教授/
 PM学会副会長/ISO PC236国内対応委員会委員長
講演概要 準備中
略歴 準備中
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 講演(2) 「高度化するITプロジェクトへのニーズとモダンPMによる解答」

15:50-16:30

photo  冨永 章
 PMラボラトリー 代表/PM学会常任顧問
講演概要 経済環境の変化に伴い,情報システム構築,とくに企業向けでソフトウェア開発を伴うプロジェクトへのニーズは,次第にシビアさを増してきた.ビジネスのサイクルタイム短縮に伴うプロジェクト期間短縮ニーズ,企業が生き残りをかけた国際競争でのコスト低減ニーズや広がるスコープなどは,プロジェクトを窮地に追い詰めやすい要素だ.元来ソフトウェア見積り精度自体が高くない中で,もし期間や予算の見積りとスコープを確定した与件と見るなら,プロジェクトを成功させる手段はかなり限られる.この半世紀で発展してきたモダンPM(プロジェクトマネジメント)は,いわばプロジェクト目標を必然的に達成するために蓄積されてきた,世界共通で分野共通の形式知だ.では現代のそのようなITプロジェクトを必然的に成功させるには,どうすべきなのか.本講演では,そのためにモダンPMがなぜ必要で,組織や個人がそれをどう実践に活用すべきなのかをまとめてみる.
略歴 1971年日本IBM入社.種々の企業システム開発やプロジェクトマネジメントを担当.91年SI推進本部長,95年取締役,98年常務取締役兼IBMアジアパシフィックVPサービスコンピテンシー担当,02年専務取締役技術担当.06年に退任し同社技術顧問兼東京大学工学系研究科特任教授.09年4月PMラボラトリーを開設し現職.01年度PM学会長.IEEEコンピュータソサエティ,情報処理学会,PM学会等の正会員.
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 講演(3) 「失敗から学ぶ:富士通のプロジェクト第三者監査制度」

16:30-17:00

photo  島田 さつき
 富士通(株)品質保証部 品質保証推進統括部 担当部長(兼)
 富士通クオリティ・ラボ(株)監査事業部 ディレクター/
 PM学会理事 国際委員会委員長

講演概要 富士通のSIビジネスにおいて2003年,2004年の2年間で1,000億円の膨大な赤字を計上した.システム構築の不採算プロジェクトを撲滅するため,社長直轄の特別チーム:SIアシュアランス本部を作った.本部設立の主旨としては二点.一点は商談のリスクマネジメントを各ビジネスグループと一体となって実施し,SIプロジェクトの要求事項(納期・品質・コスト等)の実現を保証すること.もう一点は契約条件の整備によりSIビジネスの健全化を図ると共に,プロジェクト遂行に関するガイドを実施することによりプロジェクト品質の向上を実現し,お客様満足度を得ることである.新本部のミッションのひとつとして”商談監査” ”プロジェクト監査”がある.この商談とプロジェクト実行のそれぞれのフェーズにおける監査について紹介する.またプロジェクトの失敗事例を元に事例研修会を行い,失敗を繰り返さない強い組織への取組みやノウハウについても紹介する.
略歴 1987年 富士通株式会社入社.通信事業推進本部品質保証部に所属し通信事業ソフトウェア開発及び品質サポート業務に従事.2000年 同社品質保証本部でソフト部門のQMS構築,富士通品質改善活動”Qfinity”立ち上げに参画.2003年 プロジェクトマネジメント学会理事に就任.2004年 2003年発足したプロダクトプロセス監査統括部でプロジェクト審査課長として審査業務に従事.2007年富士通クオリティ・ラボ株式会社監査事業部審査グループマネージャー兼務.2009年 富士通品質保証本部品質推進統括部担当部長兼任富士通クオリティ・ラボ株式会社監査事業部審査グループディレクター.現在プロジェクトマネジメント学会国際委員長として活動.
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 ディスカッション(質疑応答と講演者による補遺)

17:00-17:30

 司   会:関 哲朗(文教大学情報学部准教授/
        PM学会副会長/ISO PC236国内対応委員会委員長)
  写真・略歴は司会・講演(1)参照
 ディスカッサント:冨永 章(PMラボラトリー 代表/PM学会常任顧問)
  写真・略歴は講演(2)参照
 ディスカッサント:島田 さつき
   (富士通(株)品質保証部 品質保証推進統括部担当部長(兼)
    富士通クオリティ・ラボ(株)監査事業部 ディレクター/
    PM学会理事 国際委員会委員長)
  写真・略歴は講演(3)参照
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