抄録
N-030
知識情報処理に基づく入試予測の可能性
井出 明(追手門学院大)
 入学試験問題を予想するという営為は、隋・唐の時代から行われ、現代まで脈々と続いている。試験問題を予想するということは、これまで、ベテラン指導者によって職人的に行われていた。そこでは、「勘と経験」に基づいた予想がなされているだけで、科学的な意味での「予測」は殆どなされていない。本稿では、テキストデータマイニングを用いた入試問題の予測の可能性について検討する。