抄録
J-045
口唇の動き特徴におけるばらつきに着目した喜びの感情検出に関する検討
百瀬篤史・高橋 毅・景山陽一(秋田大)・石井雅樹(秋田県大)・西田 眞(秋田大)
私たちは,言語情報(言葉など)と非言語情報(表情など)を用いて,感情のやりとりを含めたコミュニケーションを行っている.筆者らはこれまでに,発話時における口唇の横幅および縦幅の変化を用いて,心理変化の有無が判別可能であることを明らかにしている.しかしながら,心理変化の有無は判別可能であるものの,心理変化における感情の種別および強度の定量化には至っていないのが現状である.そこで本稿では,感情の種別として“喜び”に着目し,対象者が情動喚起映像を視聴して喜びを感じた時の口唇の動き特徴について検討を加えた.具体的には,口唇の動き特徴におけるばらつきに着目することで,喜びの感情の検出を試みた.