アルゴリズム・サイエンスにおけるゲーム理論の新展開
 9月2日(水)9:30-12:00
 第2イベント会場(1号館3F 131教室)

ゲーム理論は,合理的行動についての理論として,主に経済学の分野で発展してきたが,近年,行動科学,政治学,生物学,論理学などの幅広い学問分野において重要な分析手法として用いられるようになってきた.情報科学の分野においても,主にインターネット上の諸問題をゲーム的状況として捉えた研究を中心として,ゲーム理論との融合分野の研究が盛んに行われるようになってきた.そこで,本企画では,ゲーム理論と情報科学の融合分野で活躍する研究者に,この分野における最新の成果を分かりやすく解説していただくことを予定している.

 プログラム

全体司会 山田 敏規 埼玉大学 大学院理工学研究科 準教授

講演(1) 9:30~10:15
無秩序の代償(price of anarchy)の理論への招待
伊藤 大雄 京都大学 大学院情報学研究科 准教授

講演(2) 10:15~11:00
協力ゲーム理論におけるアルゴリズム
岡本 吉央 東京工業大学 大学院理工学研究科 特任准教授

意見交換 11:00~11:15

講演(3) 11:15~12:00
インタネットオークションの理論
横尾 真 九州大学 大学院システム情報学研究院 教授