2018年度役員改選の投票について

1. Webサイトの投票画面記載の候補者は理事会で推薦する方々です. 
以下の役員候補者名簿および担当業務詳細等をご参照のうえ, 選定する役員候補者について, 
圧着はがきで送付の「Web投票のお願い」にある手順を参考にWeb投票にてご投票ください. 
 
2. 投票は,2018年3月4日(日)24:00までを有効とします. 
 
※「Web投票について」 のFAQ⇒こちらから
※「役員担当業務等詳細・2018年度留任役員および退任役員名簿」⇒こちらから (PDF)
 

役員改選候補者名簿

役職名

改選定数

氏名 所属
副会長候補

1

岡部 寿男 京都大学学術情報メディアセンター 教授
萩谷 昌己 東京大学大学院情報理工学系研究科 教授/ソーシャルICT研究 センター長
理事A候補 8(内2名は女性) 栗原 英俊 (株)富士通研究所システム技術研究所サービス指向型ソフトウェア開発技術PJ 主管研究員
寺田  努 神戸大学大学院工学研究科 准教授
中野美由紀* 産業技術大学院大学 教授
平井 規郎 三菱電機(株)情報技術総合研究所知能情報処理技術部 主席技師長
楠  房子* 多摩美術大学美術学部情報デザイン学科 教授
吉野  孝 和歌山大学 教授
鷲崎 弘宜 早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所 所長
早稲田大学理工学術院基幹理工学部情報理工学科 教授
山之上 卓 福山大学工学部 教授
加藤 和彦 筑波大学システム情報系 教授
湊  真一 北海道大学大学院情報科学研究科 教授
佐藤 真一 国立情報学研究所 教授
高岡 詠子* 上智大学理工学部 教授
田島  玲 ヤフー(株)Yahoo! JAPAN研究所 所長
菅沼 拓夫 東北大学サイバーサイエンスセンター 教授
小林  透 長崎大学 副学長(情報担当)/大学院工学研究科電気・情報科学部門 教授/ICT基盤センター長, 先端計算研究センター長
来住 伸子* 津田塾大学情報科学科 教授
理事B候補 2 並木美太郎 東京農工大学大学院工学研究院先端情報科学部門 教授
倉本  到 大阪大学大学院基礎工学研究科 特任准教授
理事D候補 1 高橋 克巳 NTTセキュアプラットフォーム研究所 主席研究員
理事E候補 1 川原 圭博 東京大学大学院情報理工学系研究科 准教授
監事候補 1 串田 高幸 日本アイ・ビー・エム(株) ワトソンヘルス開発 シニアスタッフメンバー
折原 良平 (株)東芝 研究開発センターアナリティクスAIラボラトリー 研究主幹

 ※[候補者名(ローマ字,*は女性),出身校学部卒年,勤務先および役職名(2018年1月現在),略歴・抱負等 ]


■副会長

岡部 寿男(OKABE, Yasuo)(京大1986卒) 京都大学学術情報メディアセンター 教授

[略歴] 1988年京都大学大学院工学研究科修士課程修了. 京都大学博士(工学). 2002年より現職. インターネット技術, 並列・分散システムとアルゴリズム, ネットワークセキュリティなどの研究に従事. 本会論文誌担当理事(2012-13年), 第77回全国大会実行委員長(2015年). 論文誌コンシューマ・デバイス&システム編集委員長(2015年-).
[抱負] 2年後に60周年を迎える本会に, 学生の頃から数えて30年以上, 研究会や論文誌などいろいろな立場でお世話になってきました. 情報処理技術が世の中に浸透し人々の生活を変えていく中で, 会員数の長期漸減傾向にいかに歯止めをかけるかが本会の大きな課題であると認識しています. 情報処理技術のあらゆる分野への急速な拡がりと産業構造の大きな変化に, 本会が追い付くには何をすべきでしょうか. 情報通信技術の利用で伸びている新興の業界へのアプローチ, 新たに生まれた学際的な研究分野における他学会との連携, 産業界で技術者として働く人たちの学会へのニーズへの対応, 若手研究者・技術者のキャリアパスの学会としての支援など, 具体的な場面で学会に入っていてよかったと思ってもらえるような取り組みを推進できないかと考えます. 60年前にゼロから学会を立ち上げられた先達の偉業を振り返り, 変革の時である今何ができるかを改めて考えて, 微力ながら学会に貢献できればと考えております.

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■副会長

萩谷 昌己(HAGIYA, Masami)(東大1980卒)
                                 東京大学大学院情報理工学系研究科 教授/ソーシャルICT研究 センター長

[略歴] 1982年東京大学理学系研究科修士課程修了. 京都大学理学博士. プログラミング言語, ソフトウェア工学に加えて自然計算の研究に従事. 1995年から東京大学教授. 2010-13年情報理工学系研究科長. 2011-17年日本学術会議会員. 本会コンピュータサイエンス領域委員長, 調査研究運営委員長, 理事(2003-04年度, 2008-09年度)を歴任. 本会フェロー. 2016年から本会情報処理教育委員長.
[抱負] 人工知能技術を含む情報技術の劇的な発展と浸透にともなって, 情報処理学会の社会における役割はますます大きくなっています. 私は, 2016年6月より本会情報処理教育委員長を務めておりますが, 次期学習指導要領の開始も目前に迫っており, 本会がリーダーシップを取って初等中等から大学に至るまでの情報教育を推進すべきことを痛感し, そのための組織として教育担当理事とともに「情報教育推進イニシアティブ」を提案させていただいております. 一方, そのような情報教育における役割も, 本会が情報技術の最先端研究を担っているからこそであり, 本会が不断に情報分野の研究に貢献すべきことはいうまでもありません. 私は, 本会コンピュータサイエンス領域委員長, 調査研究運営委員長, 調査研究担当理事を務めた経験により, 基礎分野の深化を継続的に支援するとともに, 応用分野への展開と新規分野の開拓を促進することが極めて重要と考えています. 特に, 現在の人工知能技術のように将来になって大きく実る科学技術の芽を, 現在から率先して育てる仕組みを考えていきたいと思います.
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■理事A

栗原 英俊(KURIHARA, Hidetoshi)(九大1992卒)
           (株)富士通研究所システム技術研究所サービス指向型ソフトウェア開発技術PJ 主管研究員

[略歴] 1992年九州大学工学部応用原子核工学科卒. 富士通(株)で, スーパーコンピュータによる気象予報システムや地球観測衛星システムの設計/開発/運用に従事. 2006年から(株)富士通研究所で要求工学及びアプリ開発環境の研究開発に従事. 2011年信州大学大学院工学系研究科情報工学専攻博士前期課程修了.
[抱負] 昨今, デジタルイノベーションが注目され, AIやIoT等の情報処理技術を活用して社会に新たな価値を提供することが求められています. 私が所属するIT業界では, オープンソースの活用, サーバや端末等のICTインフラのコモディティー化が急激に進み, 従来のシステムインテグレーションのビジネスから, エンドユーザに新しいUXを提供するビジネス, またお客様と新しい事業を共創するビジネスにシフトしようとしています. これまで情報処理学会は, 各専門分野の大学と企業の研究者がオープンに議論する場に加えて, 産業界で実務を担うエンジニアとも連携する場を提供してきました. しかし, 情報処理学会の場を産業界はまだ十分に活かし切れていないと感じています. 自身のシステムエンジニア及び企業研究者としての実務経験, 海外研究機関との共同研究等の経験を活かして, さらに魅力のある学会, 頼りになる学会になるように貢献していきたいと思います. どうぞ, よろしくお願いします.

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■理事A

寺田  努(TERADA, Tsutomu)(阪大1999卒) 神戸大学大学院工学研究科 准教授

[略歴] 1999年阪大・工・修士修了. 博士(工学). 現在, 神戸大学大学院工学研究科准教授. NPO法人ウェアラブルコンピュータ研究開発機構理事・事務局長, NEC研, 三菱先端研, ATR, JSTさきがけ等の研究員を兼任. ウェアラブル・ユビキタスコンピューティングの研究を推進. 山下記念研究賞, 長尾真記念特別賞, 神戸大学学長表彰等74件の受賞. 本会理事(2016-17年度).
[抱負] 情報技術はすでにインフラ化し, 我々の生活に深く浸透しています. このような状況では情報処理に関する研究も効率や性能を追求するだけでなく, 情報技術と人間の心身の関係を含めて社会に与える影響を考慮する必要があり, そのためにさまざまな分野との連携をはかる必要があります. また, 情報技術の浸透は正負両面の効果を生むため, 情報技術は「いいもん」であることを積極的に発信する取り組みも必要であると考えます. 私はこの2年新世代企画担当理事として, 産学連携や若手研究者支援, ジュニア会員支援における遊撃的な取り組みを行ってきました. そして, 本学会が社会における「情報処理」の受容性を高め, 次世代の人々への情報処理技術の普及啓蒙を加速すべく, 理事として推薦頂きました. これまで私は本学会で10研究会において主査・幹事・運営委員を務め, 新世代理事も務めたことから学会発展に向け迅速に活動できます. また, 私はショー形態での研究発表や有償体験イベントに研究成果を盛り込むなど新たな研究の魅せ方を多数切り拓いてきました. これまでの活動の経験を活かし, 情報処理学会の発展に貢献したいと考えております.

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■理事A

中野美由紀*(NAKANO, Miyuki)(東大1980卒) 産業技術大学院大学 教授

[略歴] 1980年富士通(株)勤務. 1985年東京大学生産技術研究所助手. 2008年7月同特任准教授. 2013年11月芝浦工業大学教授. 2015年1月より現職.博士(情報理工学). データベース・ストレージシステム, ビッグデータ解析, データ工学等の研究に従事. 本学会理事(2011-12年度), セミナー委員会委員長等歴任.
[抱負] ビッグデータ, IoT, Society5.0等の言葉で代表されるように, 情報処理技術は現在の社会の在り様を変え, 新たな社会的動きを生み出す革新的な手段として, また, 将来の我が国を支える力として期待されています. その中で, 情報処理技術の根幹から様々な応用まで広く俯瞰する本会の役割は今後ますます重要となってきます. 溢れる情報と急速な社会変化の中, 情報処理技術のさらなる進展が望まれる一方で, 情報処理技術離れが指摘される今日, 本会が率先して, 情報処理技術に秘められた多大な社会的影響力と未来への可能性を発信することが大切であると考えています. ソフトウェアジャパン, 連続セミナー等本学会の活動を通じ, わが国の最先端情報処理技術を多くの方にご紹介する場を経験し, 多くの方から反響と期待を頂戴してまいりました. この経験を基に, 世界に通じる魅力ある新しい情報処理研究, 技術の発掘, 発展, 支援する本会の活動に微力ながらも貢献する所存です.

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■理事A

平井 規郎(HIRAI, Norio)(東工大1989卒)
                                           三菱電機(株)情報技術総合研究所知能情報処理技術部 主席技師長

[略歴] 1989年東京工業大学理学部情報科学科卒業. 1991年同大学院修士課程修了. 同年三菱電機(株)入社. 以来, 情報技術総合研究所にてデータベース技術およびビッグデータ分析技術開発に従事. 本会モバイルコンピューティングとパーベイシブシステム研究会運営幹事補佐.
[抱負] 近年, AIやIoTというワードがマスメディアにとりあげられない日はないといっても過言ではない状況にあり, 情報処理技術はここ数年で大幅な進歩を遂げています. このような社会を支えていく研究者を育成する場として, 情報処理学会の重要性は今後ますます高まっていくものと思います. 私はこれまで企業側の研究者として, データベース技術やビッグデータ分析技術の研究開発と製品化などを通して, 世界と競争できる技術の開発に取り組んでまいりました. 一方日本の産業競争力を今まで以上に強化するためには, 昨今のAIやIoTに携わる研究者が不足する現状は大きな課題であり, 学会と産業界がこれまで以上に密に連携していくことが重要であると思います. 私は企業の研究開発に携わってきたこれまでの経験を活かし, 日本の若手研究者にとって, これまで以上に魅力のある学会創りに微力ながら貢献し, 情報処理学会のさらなる発展に尽力してまいりたいと考えております.

 

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■理事A

楠  房子*(KUSUNOKI, Fusako)(横浜国大1982卒) 多摩美術大学美術学部情報デザイン学科 教授

[略歴] 1994年筑波大学大学院ビジネス科学研究科修了, 1997年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了, 博士(工学). 多摩美術大学美術学部講師, 准教授を経て現職. エンタテインメントコンピューティング研究会運営委員(2007-10年), デジタルコンテンツクリエーション研究会運営委員(2013-15年), 同幹事(2016年-), 同トランザクション編集委員(2013年-), セミナー推進委員会委員(2017年-), 教育工学, CHI, 情報デザインの研究に従事.
[抱負] 飛躍的に発達する情報技術の成果が社会のすみずみにまで浸透した今日, 従来の概念を超えたITを駆使した新たな「アート」や「デザイン」の世界がつながってきています. そういった状況の中で, エンターティメントコンピューティング研究会とデジタルコンテンツクリエーション研究会の運営に関わり, 情報メディアとコンテンツのデザインとの新しい見方や重要性をひしひしと感じています. またトランザクションの編集委員を通じて, 多岐にわたるメディアを用いたデジタルコンテンツ分野からの論文に関わってきました. 今後デジタルコンテンツを軸にした研究分野の方々の参加や論文投稿をもっと増やすためには, 情報分野に加えて「デザイン」や「芸術」領域とつながるような仕組み作りが必要だと感じております. 情報デザインに携わる研究者として, 情報処理分野の活性化と発展に寄与すべく, 微力ながら貢献していきたいと考えております.

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■理事A

吉野  孝(YOSHINO, Takashi) (鹿児島大1992卒) 和歌山大学 教授

[略歴] 1994年鹿児島大・工・修士修了. 1995年同大助手. 2001年和歌山大助手(任期付), 准教授を経て, 2013年より現職.2001年東北大より博士(情報科学)を取得. 2005-10年情報通信研究機構研究員を兼任. 2007年本会論文誌編集委員会IS主査. FIT船井ベストペーパー賞, DICOMO最優秀論文賞, 本会学会貢献賞等を受賞. コミュニケーション支援の研究を推進.
[抱負] 私が情報処理学会の研究会で初めて発表したのは, 大学院1年の5月でした. 大変緊張したことも覚えておりますし, 多くの質疑, コメントを頂いたことも覚えております. それから長い期間, 情報処理学会および情報処理学会に関わる方に育てて頂き, 様々な経験をさせて頂きました. 私は, このような良い組織をますます発展させていきたいと考えております. まず, 私は, 日本において, 情報処理に関わる人々の地位向上に関われたらと考えております. 「情報通信技術」は社会に浸透してきており, 必須となりつつありますが, 情報通信技術に関わる人の地位は十分ではないように思います. また, 情報処理学会が, もっと社会に認知されるようにしたいと考えています. 具体的には, 「情報に関する問題は情報処理学会に相談する」ことが当たり前になるような, 「情報処理学会」の会員であることが一つのステータスになるような, 社会に認知された学会にしたいと考えています.

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■理事A

鷲崎 弘宜(WASHIZAKI, Hironori) (早大 1999卒) 
                                                  早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所 所長/
                                                                          理工学術院基幹理工学部情報理工学科 教授

[略歴] 2010年より早稲田大学GSE研究所長. 本会論文誌編集委員会グループ元主査, プログラミングコンテスト委員長, ソフトウェア工学研究会幹事, 全国大会プログラム副委員長, IEEE CS拡大理事会委員, ISO WG議長, ソフトウェア科学会理事, 法務省部会幹事. 山下記念研究賞他. ソフトウェア工学研究に従事. 現在, 国立情報学研究所・客員教授, (株)システム情報・取締役(監査等委員)を兼務.
[抱負] 実績に基づき3点を中心に取り組みます. 1) 連携と高速展開:25社との共同研究によるソフトウェア設計&品質技術の社会展開, 文科省enPiT-Pro等の大型研究教育リード, IEEE CS日本代表や学際コミュニティ醸成の経験から, 本会が産学官連携プラットフォームとなり老若および内外の声を聴きスピーディーに活動し, 研究・実践と育成・交流を通じ目標を持ち社会へ価値提供することに貢献します. 2) プロフェッショナリズム醸成: SWEBOK・SQuBOK等の知識体系策定やISO WG議長としての知識体系&プロフェッショナル認定標準化リードの経験から, 知識基盤形成や技術者認定および規範意識と地位の向上へ貢献します. 3) アジアのトップソサイエティ: 国際会議AsianPLoPや国際AIコンテストSamurAI Coding創設, IEEE CS拡大理事会委員やIEEE ICST等国際委員長と国際論文誌IJAESD編集長等経験から, 本会がアジアを中心に広く連携しAI・IoT等の最先端&学際領域をリードすることに貢献します.
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■理事A

山之上 卓(YAMANOUE, Takashi)(九州工業大1982卒) 福山大学工学部 教授/工学研究科長

[略歴] 1987年九州大学大学院総合理工学研究科博士後期課程単位取得退学. 博士(工学). 九州工業大学, 鹿児島大学を経て2015年より現職. 博士(工学). 情報基盤の構築と管理運営, 分散システム, 教育支援システムなどの研究に従事. 論文誌特集号ゲストエディタ(2006年), 本会論文誌編集委員会委員(2005-08年), 情報処理教育委員会初等中等委員会(2006年-), インターネットと運用技術研究会主査(2009-12年), コンピュータと教育研究会運営委員(2003-06年).
[抱負] 情報インフラの運用や保守管理が適切に行われないと現代の情報化した社会は成立しなくなっています. 私は情報化社会を支えている情報基盤の運用や保守管理の仕事を社会的にも学問的にも, より広く, より深く認知していただく部分を中心に情報処理学会に貢献したいと思います. また, 私はACM SIGUCCS東京支部の支部長を務めています. ACM SIGUCCSは高等教育機関のICT環境の構築や管理運営や広報や利用者対応の担当者が集まる研究会で, SIGUCCS東京支部は情報処理学会IOT研究会とも協調して活動しています. 2016年11月にはSIGUCCSのHall of fame award をいただきました. これらの経験を元に日本の活動を世界に伝える部分でもお役に立てるのではないかと思っています.

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■理事A

加藤 和彦(KATO, Kazuhiko) (筑波大1985卒) 筑波大学システム情報系 教授

[略歴] 1989年東京大学大学院理学系研究科中退, 博士(理学). 東大理学部助手, 筑波大講師, 助教授を経て2004年から現職. 本会研究賞, 論文賞, 日本ソフトウェア科学会論文賞受賞, 本会フェロー. 本会システムソフトウェアとオペレーティングシステム研究会主査, 調査研究運営委員会委員, 論文誌編集委員, 論文誌コンピューティングシステム編集委員会副編集長を歴任. 専門はシステムソフトウェア.
[抱負] 私たちは今, ヒト・モノ・社会が情報によって接続された世界を生きています. 「情報による接続」は太古から存在していますが, 情報の伝達速度が格段に速く, 広く, そして深くなったのが現代の特徴です, この速さ・広さ・深さが, 社会を構成する重要な要素として認識された時代に, ITという言葉で人々はその存在を語り合い, さらにその進度が進んだ現在, AIという言葉で人々はその存在と近未来を語り合っていると私は理解しています. 本学会を取り巻く環境は, 生態系のごとくダイナミックな変化を絶え間なく続けています. この変化の荒波の中で生き抜いていくためには, 多様性を持ちながら, 進化を遂げて行かざるを得ません. 私はこれまでに, 各種学会や大学組織の運営活動に加え, 大型研究・教育プロジェクトの推進やアドバイザー, あるいは, 日本学術振興会学術システム研究センターの研究員として学術研究評価活動等に従事してきました. これらの経験を活かし, 本学会のさらなる進化・前進のために貢献していきたいと考えています.

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■理事A

湊  真一(MINATO, Shin-ichi) (京大1988卒) 北海道大学大学院情報科学研究科 教授

[略歴] 1990年京都大学大学院修士課程修了, 1995年同博士課程(社会人)修了. 博士(工学). 1990年よりNTT研究所にて論理システム設計技術の研究に従事. 2004年北海道大学助教授. 2010年より同教授. 2009-15年JST ERATO研究総括. 大規模離散構造処理系に興味を持つ. 国立情報学研究所客員教授. 日本学術会議連携会員(情報学). 電子情報通信学会シニア会員, 人工知能学会, IEEE各会員.
[抱負] 今後の日本は, 急速な少子高齢化・人口減少による「右肩下がり」の時代を迎えます. しかし見方を変えると, 1人1人の社会的価値と責任は逆に「右肩上がり」で増大していくとも言えます. そのような時代においては, 新しい独立研究分野をたくさん作って細胞分裂をしながら成長していくモデルではなく, 異分野横断的に細胞を融合させ新たな価値を創出した者が生き延びる時代になると思います. 中でも情報処理技術は様々な分野を結びつけるための鍵となる重要な技術であり, 情報処理学会の果たすべき役割は今後さらに高まるものと思われます. これからの研究者は各自が育ってきた研究コミュニティを発展させるだけでは不十分であり, 自身の研究の意義や魅力を異分野の人にわかりやすく語り, 世の中をどのような未来にしたいのかを示していくことがより一層重要となります. 一方で, 口先だけではなく地道に研究を進める忍耐力や結果を出す実力も求められます. 学会役員としての活動を通じてそのような時代を作っていくお手伝いができればと思っております.

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■理事A

佐藤 真一(SATOH, Shin'ichi) (東大1987卒) 国立情報学研究所 教授

[略歴] 1987年東京大学工学部電子工学科卒業. 1992年同大大学院工学系研究科情報工学専攻博士課程修了. 同年学術情報センター助手. 1998年同助教授. 2000年国立情報学研究所助教授. 2004年同教授. 現在に至る. 1995-97年まで, 米国カーネギーメロン大客員研究員としてInformedia映像ディジタルライブラリの研究に従事. 工博. 本会理事(2016-17年度).
[抱負] ほとんどの人がスマホ等で四六時中「情報処理」を行っており, 乗用車, 冷蔵庫, 炊飯器, 体重計, 体温計, 腕時計や眼鏡にまで計算機が搭載される状況であり, 今ほど情報処理が身近であったことはないのですが, その環境の多様性も考えられないほど大きくなっており, 情報処理学会に対する期待も極めて多様化しているように思います. また, 大学を中心とする学術界を取り巻く環境も激変しており, 研究成果の計量化が進み, 研究者はインパクトファクタやトップジャーナル・トップカンファレンスの発表件数等で評価されるようになる一方, 研究のグローバル化により, 「巧みな」論文が増え, トップジャーナル・トップカンファレンスに通りやすい研究を進めがちになっていないかという危惧を持っています. 一方で情報処理分野におけるアジア諸国, 特に中国の躍進はすさまじく, 欧米などとの国を超えた研究連携も進んでいます. そうした中, 日本独自の情報処理の進め方はないものか. 研究並びに産業で世界をリードするようなシナリオは描けないものか. 少しでも何らかのお手伝いができればと願っております.

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■理事A

高岡 詠子*(TAKAOKA, Eiko) (慶大1990卒) 上智大学理工学部 教授

[略歴] 慶應義塾大学大学院理工学研究科計算機科学専攻博士課程修了, 博士(工学). 現在, 上智大学理工学部教授. 専門分野はデータベース,スマホ/タブレットアプリ, 多言語情報システム, 医療情報, 情報教育. 本会から山下記念研究賞, 学会活動貢献賞受賞, 主な著書:チューリングの計算理論入門, シャノンの情報理論入門(講談社ブルーバックス), 「計算事始め('13)」および「情報科学の基礎('07)」. 本会理事(2016-17年度).
[抱負] 大学4年の時にプログラミングシンポジウムに参加し, その頃から教育に興味を持っていましたが, コンピュータと教育をからめた研究はまだ難しいと言われていました. しかし, 段々研究会なども盛んになり, トランザクションも発行することができました. プロシン幹事, コンピュータと教育研究会幹事・運営委員, 論文誌特集号幹事, 初等中等教育委員会委員などを通して学会と密接に関わってきました. 特に会誌編集委員として6年間務め, 教育コーナー「ぺた語義」を立ち上げました.教育担当理事として2年務めて痛切に感じたことは, 2020年以降に初等中等教育においてプログラミングが必修化する際のサポートを皮切りに, 本会は, 他の組織や学会と連携して日本の情報教育を支えるべきであり, その中心となって積極的に活動すべきであるということです. そのため色々な枠組みを作っていく必要があるでしょう. 若手の育成も非常に重要です. 理事として, このようなことをベースに, 日本の情報教育の発展に貢献することができれば幸いです.

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■理事A

田島  玲(TAJIMA, Akira) (東大 2000卒) ヤフー(株)Yahoo! JAPAN研究所 所長

[略歴] 1992年東京大学工学系研究科修士課程修了. 日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所(1992-2002年, 2005-11年), A. T. カーニー(2002-05年)を経て2011年ヤフー入社. 2012年より現職. データ利活用にかかわる研究開発および現場での展開に従事. 博士(理学).
[抱負] ビッグデータから始まりAI, IoTと続く追い風のなか, 情報処理技術のバックグラウンドを持つ人材の活躍の場は産業界で着実に広がっており,それは従来の情報産業・製造業だけでなく, あらゆる業界に及んでいます. 個人的にも, これまで思ってもみなかった業界の方から相談を受けることも増えています. 一方, トップカンファレンスと位置づけられる国際会議の場に出向くと, 日本のプレゼンスの低さを感じずにはいられません. 将来の日本の国際競争力を考えるとき, 産業界を支える裾野の拡がり, アカデミアで活躍するトップクラスのレベルアップ, 双方が求められており, 情報処理学会こそがそれを担うべき存在であると信じます. それにはより多くの若く優秀な方々がこの領域を選んでくれることがまず必要です. 様々な業界での活躍の可能性を発信・共有していくという視点で, 企業人の立場から分野の発展に貢献できればと考えております.

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■理事A

菅沼 拓夫(SUGANUMA, Takuo) (千葉工大1992卒) 東北大学サイバーサイエンスセンター 教授

[略歴] 1997年千葉工業大学大学院修了. 博士(工学). 2010年より現職. マルチエージェントシステム, やわらかい情報通信システム等の研究に従事. 本会マルチメディア通信と分散処理研究会幹事・運営委員, マルチメディア通信と分散処理研究会ワークショップ委員長, 東北支部会計幹事・庶務幹事・支部長, 第75回全国大会実行委員会幹事などを歴任.
[抱負] これまで本会マルチメディア通信と分散処理研究会における活動を中心に, 論文誌特集号やワークショップの企画・編集・運営等を行ってきました. また, 東北支部長を務めるとともに, 当地域で開催される全国大会, 支部連合大会等のお手伝いを積極的に行ってまいりました. 以上のような経験から, 学会活動の本質は研究会活動と支部活動にあるという確信を持っております. すなわち, 研究面および地理面でのそれぞれのローカルコミュニティである研究会と支部で「顔の見える」密な活動をより充実させ, ボトムアップに全体を活性化させることが, 学会の魅力をさらに高めることに繋がるのではないかと思っています. 特にジュニア会員向けの施策においては, 地元の小・中・高生との繋がりを最大限に利用して学会の活動をPRすることが重要と考え, 支部の活動の一環として, 仙台市内で開催される子ども向けサイエンス系イベントに出展するなどの活動を開始しました. 地方選出の理事として, 地域と本部の橋渡し的な役目も果たせていけたらと思っております.

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■理事A

小林  透(KOBAYASHI, Toru) (東北大1985卒) 
                               長崎大学 副学長(情報担当)/大学院工学研究科電気・情報科学部門 教授/                                  ICT基盤センター長,先端計算研究センター長

[略歴] 1987年東北大学大学院工学研究科修士修了. 同年NTT入社. 以来ソフトウェア生産技術, 情報セキュリティ, データマイニング, IoT研究に従事. 2011年電気通信大学より博士(工学)取得. 現在, 長崎大学教授. 本会シニア会員(2015年), コンシューマ・デバイス&システム研究会運営委員, 同幹事, 同編集委員を歴任.
[抱負] 2013年にNTTを退職し, 長崎大学の教員になって気付いたことは, 地方にはやる気のある優秀な人材は多いが, これらの人材をうまく引っ張り上げられていないと言うことです. 米国では, 10年前から地方の国立大学が地域のIT教育に力を入れており, それが米国のIT産業の底上げに貢献しているといわれています. 遅ればせながら私は, 長崎大学の情報担当の副学長として全学のIT教育のみならず, 地域の社会人を対象としたIoT, 人工知能, ビッグデータに関する学び直しの教育プログラムに力を入れています. 地方に定着した優秀な人材が, 学会活動を通して他地域の人たちと結びつきを深めていく, つまり, これまでの首都圏偏重の学会活動を地方人材中心の活動に変革していくことが, サステナブルな学会運営のキーポイントになると考えています. これがひいては, 日本のIT産業の競争力向上につながるものと確信しています. これからの情報処理学会の活動が地方から活発になるよう, 微力ながら尽力したいと考えています.

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■理事A

来住 伸子*(KISHI, Nobuko) (東大1981卒) 津田塾大学情報科学科 教授

[略歴] 1984年東京大学大学院情報工学専攻修士課程修了. 同年日本IBM入社, 東京基礎研究所所属. 1992年津田塾大学数学科, 1996年津田塾大学情報数理科学科を経て2006年より現職. 情報科学教育, 大規模テキストデータ分析等の研究に従事.
[抱負] コンピュータやインターネットが社会基盤になり, 日常生活でAIが利用できる現在, 情報処理技術の社会における重要性が非常に大きくなりました. 本会の活動も, 社会の様々な側面と深く関わらざるを得ません. 機会をいただけましたら, 本会の活動の中でも教育, 具体的には, 次世代の情報処理技術教育の整備, 幅広い層への教育機会の提供などに貢献させていただきたいと考えています. 海外では現在, 学校教育を通じてだれでもプログラミング入門を学べる体制, グローバル化された社会で活躍できる情報処理技術の専門家を育てる体制, などの整備が進んでいます. しかし, 日本では体制の整備がようやく始まったばかりです. 本会会員のような情報処理技術の専門家と, 幅広い分野の関係者のより一層の協力により, 整備を進めていく必要があります. そのような教育関連の活動を中心に, 情報科学教育に関わってきた経験を活かさせていただければ幸いです.

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■理事B

並木美太郎(NAMIKI, Mitaro)(東京農工大1984卒)
                                                        東京農工大学大学院工学研究院先端情報科学部門 教授
※調査研究運営委員会からの推薦

[略歴] 1986年東京農工大学大学院修士課程修了, 同年4月(株)日立製作所基礎研究所入社, 1988年東京農工大学工学部数理情報工学科助手, 現在, 東京農工大学大学院工学研究院教授. 博士(工学). オペレーティングシステム, 言語処理系等のシステムソフトウェア, 並列分散処理等の計算機科学・工学の研究・開発と情報教育に従事
[抱負] 計算機関連の技術は, 目的に応じて周辺分野と融合し新規創出され, 常に新しく生まれ変化していますが, その基盤となる普遍的な技術も同時に使われ発展し続けています. 研究の立場からは, より新しくかつ高度な研究が要求されており, 国際的な研究成果を研究者は求められていますが, このような背景から, 学会の役割として従来分野の発展と新しい分野創出の両面において, 優れた研究を生み出すための学会の貢献はより重要になると考えています. 同時に, 研究成果の適切な社会還元もより重要になっています. 情報処理学会においては, 研究会主査, 各種研究会運営委員, 論文誌編集員, トランザクション編集長シンポジウム運営委員と長, などで研究において協力させていただきました. また, 国内のいくつかの事業においてプロジェクトマネージャなどを務めさせていただきましたが, 国内の本分野において優秀な研究者・開発者はたくさんおられることを見て参りました. このような方々が活躍でき, また, 今後も輩出できるように, 調査研究活動に貢献できればと考えています.

 

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■理事B

倉本  到(KURAMOTO, Itaru)(阪大1996) 大阪大学大学院基礎工学研究科 特任准教授
※調査研究運営委員会からの推薦
[略歴] 1996年4月大阪大学大学院基礎工学研究科博士前期課程進学, 2001年同後期課程修了.博士(工学).2001年京都工芸繊維大学工芸学部助手. 同大学助教, 准教授を経て, 2017年4月より現職.エンタテインメントコンピューティング研究会主査(2012-16年), メディア知能領域委員会財務委員を歴任. EC(Entertainment Computing)に加え, HCI(Human-Computer Interaction)・HAI(Human-Agent Interaction)に関する研究に従事.
[抱負] インターネットによる交流が当たり前の時代, 大学や研究機関が占有してきた「研究」の姿も同じままではいられないようになってきています.特に情報学分野においては, 専門の研究者を唸らせるような高度な技術や洗練されたアイデアの実現が, 学界とは関係の薄い領域から発信されることも珍しくなくなってきています. そんな中, 学会における研究活動支援のあり方, その社会還元のあり方はどうあるべきなのかを考える必要性が高まってきていると考えられます. 人々の豊かさと楽しさを目的とするエンタテインメントコンピューティングの研究は, その界面の広さから, 特に様々な非学術的領域からの刺激を受けながら拡大している研究分野です. この分野で研究会主査として活動してきた経験を広く生かして, 今後の調査研究のあり方に新たな光を投じられるよう, 微力ながらお手伝いができればと考えております.

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■理事D

高橋 克巳(TAKAHASHI, Katsumi)(東大1988卒) NTTセキュアプラットフォーム研究所 主席研究員
※理事会からの推薦
[略歴] 1988年日本電信電話(株)入社. 以来, 情報セキュリティ, ビッグデータ分野の情報処理研究に従事. 2011年筑波大学客員教授. 2012年総務省統計研修所客員研究官. 本会では, 2015年フェロー. 2010年情報規格調査会規格役員. 2013年度-2014年度理事. 論文賞(2000年, 2011年, 2016年). 博士(情報理工学).
[抱負] 情報処理はすでに長い歴史を持ちますが, 私が情報処理の仕事に従事するようになってからも, ウェブができ, サーチエンジンができ, ケータイができ, クラウドができ, 写真付きの友達電話帳ができ, 部屋でも人手でも瞬時に調達できるようになり, いまや老若男女に地図とGPSを持たせて昼も夜も歩き回させることさえできるようになりました. このように情報処理で「なんでもできる」ようになった今, 私が考える学会の役割は, 情報処理がより愛されることと, 情報処理がさらに責任を持つことのふたつだと考えています. 情報処理が社会の基盤を担うようになった今, 私たちはそれにふさわしいリスペクトを受け, 若者の志望先になっているでしょうか. 一方, AI/IoTの活発な議論の最中, 私たちは適切な技術情報を提供でき, 正しく効用とリスクを伝えられているでしょうか. 私は, 本会財務担当理事の経験を活かし, 長期的なビジョンに基づいた情報処理分野と本会の発展に貢献するべく尽力いたします.

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■理事E

川原 圭博(KAWAHARA, Yoshihiro)(東大2000卒) 東京大学大学院情報理工学系研究科 准教授
※理事会からの推薦
[略歴] 2005年東大・情報理工博士課程修了. 博士(情報理工学). 同年東大助手. 助教, 講師を経て2013年より現職. 2015年よりJST Erato川原万有情報網プロジェクト研究総括. センシングシステムおよびデジタルファブリケーションの研究に従事. 本会ユビキタスコンピューティングシステム研究会幹事(2010-13年), 運営委員(2009年-).
[抱負] コンピュータをベースとした数々の情報処理技術は, かつてないほど社会に大きな影響を与える存在になりました. IoTや人工知能など要素技術の進展の一つ一つが, 情報系研究者だけでなく, 自動車産業, 医療, 農業, 物流など情報系以外の社会領域に直接的な変革を与える欠かせない技術となりました. そうした時代の流れの中で, 情報処理学会は, どのような役割を担っていくべきでしょうか. 知の源泉としての役割を加速することはもちろん, 社会にイノベーションをもたらす情報技術のエキスパートをプロデュースし, 社会を変容させるビジネスやデバイスを生み出すための出会いの場としての機能も求められるのかもしれません. 情報処理2013年7月号巻頭言に喜連川会長(当時)が書かれていた「やんちゃな若手枠」というご期待に応える貢献ができるよう, 新世代の学会のあり方を社会の結びつきという点からデザインして行きたいと思います.

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■監事

串田 高幸(KUSHIDA, Takayuki)(豊橋技術科学大 1983卒)
                                              日本アイ・ビー・エム(株) ワトソンヘルス開発 シニアスタッフメンバー

[略歴] 1985年日本アイ・ビー・エム(株)入社, 東京基礎研究所配属, 2005-06年IBM T. J. Watson Research Center, 2012-14年IBM India Pvt. Ltd.,2015年よりワトソンヘルス開発所属. ネットワーク, 分散処理, クラウドの研究に従事. 本会フェロー(2016年-), 理事(2011-12年度), 論文誌編集委員長(2012年), 調査研究運営委員(2013年-), マルチメディア通信と分散処理研究会主査(2009-10年). 博士(ソフトウェア情報学).
[抱負] コンピュータとインターネットの技術は, 普段の生活において必要不可欠になってきています. また身の回りの多くのことが, 省力化や自動化されて便利になってきています. さらにクラウド, IoT, ブロックチェーンのような新技術が生まれてきており, 今後も新しい技術が次々と出てくることは確かです. この情報処理技術の基幹を創生している研究者や実務者の活動の場である本会の役割は, 今後さらに重要になってきます. 本会にとって, 現在の活動をもとに情報技術を発展させていくことと, 研究者と実務者のコミュニーティーとして社会に貢献することが必要です. さらに新しい技術を作り出す力や, 実務者や開発者が活動する場として本会の役割を広げていくことも必要となります. 私は, 本会の理事会, 調査研究委員会, 領域委員会, 研究会, 論文誌編集委員会, 国内国際会議に携わってきた経験と, 企業での海外赴任における研究開発活動に携わってきた経験をもとに,本会の現在の運営と将来への大いなる発展に向けて, 微力ながら貢献していきたいと考えております.

 

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■監事

折原 良平(ORIHARA, Ryohei)(筑波大 1986卒)
                                               (株)東芝 研究開発センターアナリティクスAIラボラトリー 研究主幹

[略歴] 1988年(株)東芝入社. 発想支援, 機械学習, ナレッジマネジメント, データマイニングの研究開発に従事. 2012年より現職. 1993-95年University of Toronto客員研究員. 2010年より電気通信大学客員教授. 2007年度本会論文誌編集委員会知能グループ主査, 2012-13年度理事. 2015年度フェロー. 2008-10年人工知能学会理事. 2017年より人工知能学会副会長. 博士(工学).
[抱負]  社会, 経済, 自然環境がはげしく変化し, 従来我が国を支えてきた産業構造が変革を迫られている今, 革新をリードすべき技術としての情報処理に対する期待は膨らみ続けています. その期待に対し, 我々は最先端の技術を開発していくことはもちろんのこと, 専門家としての責任ある態度で社会に接し, 説明責任を果たしていくことが必要であると考えます. 本会は, 我々相互の連携や情報共有をサポートして研究開発を促進する場であると同時に, 社会から見た情報処理専門家集団の顔であるという側面を持っており, その存在意義は今後ますます重要になるでしょう. 私は, 企業の研究者としてデータマイニング技術の研究に携わると同時に, その製品化や販売に従事, また大学においては同技術を通じて学生を指導する機会をいただき, 技術が社会のさまざまな側面と相互作用する場面を垣間見てきました. こうした経験を通じて, 本会と社会の関わりをより良くすることに微力ながらお力添えできればと思います.

 

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