IPSJ-PRO

情報処理学会「プログラミング研究会」設立について

「プログラミング-言語・基礎・実践-研究会」・「記号処理研究会」統合のお知らせ (1995年4月)


情報処理学会のプログラミング-言語・基礎・実践-研究会と記号処理研究会は、ともにプログラミング言語を中心とした諸分野を対象としたもので、前者が計算モデル等の理論的側面から処理系や環境などの実践的な側面までを幅広く扱うのに対して、後者は記号処理という一つのこだわりによってプログラミング言語だけでなく時にはアーキテクチャに至るまでを扱うという違いがありました。しかし、記号処理が計算機ソフトウェアの全分野に浸透し、もはや空気のような存在となってしまったいま、両研究会の研究発表もなかなか区別ができないものとなっています。

ただし、記号処理研究会は古い歴史を持ち、他の研究会にない伝統を有しています。これが両研究会の統合を妨げていた大きな要因でしたが、以下で述べるように、このたび、両研究会のよいところを生かすような形で統合することで意見がまとまりました。新研究会は、プログラミング言語プロパーの研究会として情報処理学会で唯一のものになりますので、よろしくお願い致します。

新研究会は以下のようにして前身となる二つの研究会のよいところを引き継ごうとしております。一つは、プログラミング-言語・基礎・実践-研究会と同様に、共催やシンポジウム等の形態をとりつつ、並列処理などの特定テーマに関する発表の場を提供します。

もう一つは従来の研究発表会に関してですが、記号処理の伝統を継承し、単なる発表ではなく議論を中心としたものとします。具体的には、発表25分、議論 20分、発表中の割り込み自由というものです。さらに、既に完成した仕事の発表だけでなく、発展途上のものも歓迎します。


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