ある程度の規模のプログラミング言語処理系やソフトウェアシステム等の開発経験は大変貴重なものであるからです。
しかしながら、そのような開発経験の報告が論文として高い資料価値をもつためには、実装内容の詳細について具体的に報告することが必要です。この要請は、「科学技術論文は読者が追試可能なように書くべきである」という一般原則にも合致するものです。
一例ですが、中間コードを用いた言語処理系の実装の報告であれば、その中間コードの仕様を(よほど大きなものでない限り)具体的に書くことが必要だと考えます。プログラミング研究会論文誌はページ数制限がありませんから、単なるシステムの紹介にととまらず、それ自体が十分な資料価値をもった論文を投稿されることを期待します。
プログラミング研究会論文誌編集委員会