2002年11月

日時
平成14年11月19日(火)〜11月20日(水)
場所
パシフィコ横浜 ((社)日本システムハウス協会主催 Embedded Technology 2002 に併設)
主催
情報処理学会 システムソフトウェアとオペレーティング・システム (OS)研究会
情報処理学会 システム評価(EVA)研究会
テーマ
ポストPC時代を支える基盤ソフトウェアとシステム評価
照会先

高汐 一紀 (慶應義塾大学 政策・メディア研究科)
〒252-8520 藤沢市遠藤5322
Tel:0466-47-5111
Email:kaz@mkg.sfc.keio.ac.jp


「コンピュータシステムシンポジウム」は,情報処理学会システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS)研究会の主催により,次世代のシステムアーキテクチャとその実現手法の議論の場を提供してきております.特に近年,新しいコンピューティングの概念,例えば,ウェアブルコンピューティング,モーバイルコンピューティング,ユビキタスコンピューティングなどが提唱され,情報家電やITSなどでその概念が注目されています.また,これらのコンピューティング環境では,有線ならびに無線ネットワークによるインターネットとの接続は半ば前提となっており,コンテンツやサービスを提供する事業者にとっては,サーバやネットワークの性能や信頼性,システムの使いやすさの評価の問題を避けて通ることはできません.以上の背景を鑑み,本年度の「コンピュータシステムシンポジウム」では,昨年度同様,システム性能評価(EVA)研究会と共催の上,これら新しい情報環境に共通した「ポストPC時代を支える基盤ソフトウェアとシステム評価」をテーマに設定いたしました.

昨年度に好評をいただきました8ページ論文原稿に対する論文査読サービスを本年度も実施いたします.ご希望される方は論文募集要項,投稿規程(5)をご覧ください.

[プログラム|参加申し込み|論文募集要項]

 

プログラム

11月19日

[ 9:20〜 9:30] オープニング

[ 9:30〜11:00] 並列処理
( 1) システムソフトウェアとの協調を目指すオンチップマルチスレッドアーキ
      テクチャの構想
      河原 章二(農工大),佐藤 未来子,並木 美太郎,中條 拓伯
( 2) 計算機クラスタにおける動的スケジューリングを基本とする並列処理環境
      の検討と提案
      立川 純(九工大),大西 淑雅,佐藤 寿倫,有田 五次郎
( 3) 分散共有メモリを用いた疎行列アルゴリズムの細粒度並列処理
      西田 晃(東大),額田 彰,小柳 義夫

[11:10〜12:40] 資源管理
( 4) プロセス構成資源の効率的な再利用を目指した資源管理法
      田端 利宏(九大),谷口 秀夫
( 5) シャドーページディレクトリを用いたIA32用のLinux Super Pageの実現と
      評価
      早坂 晴康(東海大),清水 尚彦
( 6) 組込み用途向けメモリ保護ユニット
      藤田 静男(豊橋技科大),若林 隆行,高田 広章

[13:50〜14:00] 研究賞表彰

[14:00〜15:30] 分散システムとセキュリティ
( 7) 異常検知システムにおける訓練データのモジュール化
      大山 恵弘(さきがけ21),王 維,加藤 和彦
( 8) 組込みシステム向けCORBAの開発と評価
      伊賀 徳寿(NEC),奥山 嘉昭,佐藤 直樹,檜原 弘樹,中本 幸一
( 9) セキュリティポリシーの動的切替機構を持つリファレンスモニタシステム
      阿部 洋丈(筑波大),加藤 和彦,王 維

[15:40〜17:10] ネットワーク
(10) キャッシュサーバのカーネル内実装による高速化の実現
      高橋 雅彦(NEC),田中 淳裕,立川 江介
(11) 複数のオーバレイネットワークを制御するためのプライベートなネットワー
      ク環境
      光来 健一(NTT),廣津 登志夫,佐藤 孝治,明石 修,菅原 俊治,
      千葉 滋
(12) 無線通信網を用いた屋内向け測位方式
      北須賀 輝明(九大),中西 恒夫,福田 晃

11月20日

[ 9:30〜11:00] ユビキタス/ホームコンピューティング
(13) ユビキタス環境下でのコンテクストアウェアなアプリケーション構築のた
      めのフレームワーク
      藤波 香織(早大),中島 達夫
(14) Web プロトコルを用いたホームコンピューティングミドルウェアの統合
      上野 乃毅(早大),中島 達夫,佐藤 一郎,副島 康太
(15) 小型サーバとXMLを用いた遠隔機器制御支援システム
      増渕 敬(農工大),並木 美太郎

[11:10〜12:10] 招待講演
David Rasmussen
Lead Product Manager,
.NET Mobility Developer Platform
Microsoft Corporation

[13:30〜14:30] 招待講演
EXPRESS: A Rapid Prototyping/Development Environment for Embedded 
Computer Systems
Alex Nicolau (UCI)

[14:40〜16:10] システム評価
(16) メインフレームLinux向け命令トレーサの開発
      細内 昌明(日立)
(17) トレース長を考慮したクラスタリングによる評価用トレース選択
      河場 基行(富士通),安里 彰
(18) 音声の統計データに基づいたMP3エンコーダの設計と評価
       神山 智章(東海大),清水 尚彦
[16:10〜16:30] クロージング

参加申し込み

論文募集要項

論文募集要項


	コンピュータシステムシンポジウム論文募集


主催	情報処理学会
	システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS)研究会
	情報処理学会
	システム性能評価(EVA)研究会


「コンピュータシステムシンポジウム」は,情報処理学会システムソフトウェア
とオペレーティング・システム(OS)研究会の主催により,次世代のシステムアー
キテクチャとその実現手法の議論の場を提供してきております.特に近年,新し
いコンピューティングの概念,例えば,ウェアブルコンピューティング,モーバ
イルコンピューティング,ユビキタスコンピューティングなどが提唱され,情報
家電やITSなどでその概念が注目されています.また,これらのコンピューティ
ング環境では,有線ならびに無線ネットワークによるインターネットとの接続は
半ば前提となっており,コンテンツやサービスを提供する事業者にとっては,サー
バやネットワークの性能や信頼性,システムの使いやすさの評価の問題を避けて
通ることはできません.

以上の背景を鑑み,本年度の「コンピュータシステムシンポジウム」では,昨年
度同様,システム性能評価(EVA)研究会と共催の上,これら新しい情報環境に共
通した「ポストPC時代を支える基盤ソフトウェアとシステム評価」をテーマに設
定いたしました.

また,昨年度に好評をいただきました8ページ論文原稿に対する論文査読サービ
スを本年度も実施いたします.ご希望される方は投稿規程(5)をご覧ください.


開催日時	平成14年11月19日(火)〜11月20日(水)

場所	パシフィコ横浜
	社団法人日本システムハウス協会主催の Embedded Technology 2002 
	に併設

主催	情報処理学会
	システムソフトウェアとオペレーティング・システム (OS)研究会
	情報処理学会
	システム性能評価(EVA)研究会

テーマ	「ポストPC時代を支える基盤ソフトウェアとシステム評価」

トピックス
	ウェアブルコンピューティング,モーバイルコンピューティング,
	ユビキタスコンピューティング,情報家電,情報家電アプリケーション,
	ITS,アドホックネットワーク,アクティブネットワーク,
	IPテレフォニー,自律ロボット,リコンフィギュラブルシステム,
	OSアーキテクチャ,組込みOSとその記述言語,クラスタ,実時間処理,
	Java,並列・分散処理,Java サーブレット,電子商取引,
	サーバサイジング,負荷分散,Web レスポンス分析など

論文投稿
	(1) 本学会研究会様式にて4ページ以内の概要原稿(論文査読サービ
	    スをご希望の方は論文誌様式にて8ページ以内の論文原稿)を
	    8月23日(金)30日(金)
	    までに下記住所まで,E-mail (PostScriptファイル
	    またはPDFファイル)でご送付下さい.郵送での投稿はご遠慮下さ
	    い.
	(2) 原稿の送付と同時に,題名,著者名(共著者を含む),所属,連絡
	    先,原稿の種別五つ程度のキーワードを記した投稿申込み書を添
	    付(投稿e-mail本文中に記載)して下さい.
	(3) 英語でのご発表も歓迎いたします.また,研究にとどまらず,開
	    発事例のご報告も重視しておりますので,ご投稿下さい.
	(4) 本プログラム委員の審査により,発表の可否を審査し,9月末日
	    までに査読結果を差し上げる予定です.
	(5) 投稿は概要原稿(4ページ以内),論文原稿(8ページ以内)のどち
	    らでも可能です.投稿申込書に原稿の種別を記載してください.
	    論文原稿を投稿された場合,発表件数の絞込みを目的とした通常
	    査読の他に,論文誌査読と同質の査読サービスを受けることがで
	    きます.本査読サービスがその後の論文誌投稿時に有利に働くこ
	    とはありませんが,論文内容のさらなるクオリティアップにお役
	    立ていただければ幸いです.ご希望の方は,同じく投稿申込書に
	    「査読サービス希望」と記載願います.

原稿送付先
	css02-submission@ht.sfc.keio.ac.jp
	(電子投稿のみの受付となりますのでご注意下さい)

問合わせ先
	高汐 一紀
	慶應義塾大学 政策・メディア研究科
	〒252-8520 藤沢市遠藤5322
	Email kaz@mkg.sfc.keio.ac.jp Tel. 0466-47-5111

参加申込み
	参加方法につきましては,後日ご案内いたします.
	なお,http://www.ht.sfc.keio.ac.jp/SIGOS/もご参照ください.

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