今年もゲームプログラミングワークショップ(GPW-10)を以下のように開催いた します。論文発表を広く募集いたします。多くのご発表、ご参加を期待してお ります。よろしくお願いいたします。 以下のウェブページもご覧ください。 http://sig-gi.c.u-tokyo.ac.jp/gpw/2010/ 第15回 ゲームプログラミングワークショップ 2010 論文募集 GPW-10 (Game Programming Workshop 2010) 海外では、チェスをはじめとしてゲームを対象にした研究が古くから盛んに行 われてきました。強いプログラムを作るという目標のもと、探索、プランニン グ、学習、協調問題解決などの様々な技術的進歩や多くの研究成果がもたらさ れてきました。日本でも、将棋や囲碁などの世界に誇るべき優れたゲームがあ り、ゲームプログラミングの研究も盛んに行われるようになってきました。 特にこの数年のコンピュータ将棋、囲碁の発展は目覚しく、コンピュータ将棋 では新しい探索法や評価関数の自動学習などの研究が進んだことで、プロ棋士 に肉薄するレベルになってきました。また、コンピュータ囲碁においてもモン テカルロ法などの新しい手法が効果を表すなど、新展開を見せています。他に も、パズル、思考型ボードゲーム、不完全情報ゲームなどを対象としたプログ ラミングやアルゴリズムの研究など本分野の研究は益々盛んになってきていま す。 本ワークショップは、94年からほぼ毎年実施され、内外から多くの発表と参 加者を集め、ゲームプログラミングに関心を持つ研究者の活発な議論の場を提 供してきました。99年から母体を情報処理学会のゲーム情報学研究会として、 さらなる発展を遂げてきました。今回も広くゲーム情報学に関する発表、論文 を広く募集しておりますので、多くの方の発表、ご参加をお待ちしております。 主催: 情報処理学会 ゲーム情報学研究会 協力: 学校法人 駿河台学園 駿台電子情報専門学校、 コンピュータ将 棋協会、コンピュータ囲碁フォーラム 日程: 2010年11月12日(金)- 11月14日(日) 会場: 箱根セミナーハウス (神奈川県足柄郡箱根町仙石原845) 原則として参加者はみな会場に宿泊することを前提としています 使用言語: 日本語または英語 トピックス(以下に限定するものではありません) ・ゲームプレイングプログラム ・パズルを解くアルゴリズム ・パズル創作プログラム ・ゲームをプレイする人間の認知科学 ・ゲーム戦略知識の学習 ・テレビゲーム ・インターネット上のゲーム ・ゲーム理論の応用による人間の行動の解析 ・マルチエージェントのゲーム(たとえばサッカー) ・ゲームの歴史のコンピュータを用いた分析 ・コンピュータを用いた新しいゲームの開発 ・ゲーム向きコンピュータアーキテクチャ ・コンピュータによる人間のゲーム熟達の支援 重要な日程 2010年 7月26日(月) extended abstract送付締切 2010年 9月 6日(月)(予定) 採否通知 (発表形態通知) 採録の場合の発表形態: 口頭発表30分, 口頭発表20分, ポスター発表 2010年10月 8日(金)(予定) カメラレディ論文締切 頁数: A4縦長2段組 8頁(口頭発表), 4頁(ポスター発表) 優秀な論文及び発表について、優秀論文賞、研究奨励賞として2006年より毎年 表彰しています。奮ってご投稿ください。 発表申し込みについて(応募要領) 1. 発表論文については査読を行なう。 2. 発表申込みは webにて受け付ける。 - 著者は以下の内容で投稿用のファイルを用意する -- 論文題名 (和文の題名の場合は英文標題も併記する) -- extended abstract --- 日本語の場合: 1500字以上3000字以下 --- 英語の場合: 400 words以上800words以下 --- ファイル形式は、Word形式、もしくは、PDF形式とする --- 匿名で査読を行うために、投稿ファイル内に著者名等は書かないこと -- 投稿手順 詳細の手順はGPWのウェブページをご覧ください。 http://sig-gi.c.u-tokyo.ac.jp/gpw/2010/