第28回ゲーム情報学研究会(発表件数8件)

日時:平成24年7月13日(金) 10:30 - 16:30 (終了時間を変更しました 6/21)
場所:静岡県立大学 はばたき棟 3階 第3会議室(静岡市駿河区谷田52-1)
      静岡県立大学への交通アクセス, 静岡県立大学のキャンパスマップをご参照ください.
      
主査:田中 哲朗 幹事: Reijer Grimbergen,鶴岡 慶雅,村松 正和,篠田 正人
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[プログラム]
一般講演(30分):発表 25 分 + 質疑応答 5 分
[10:30 -- 12:00] 将棋 (3件)
[13:00 -- 14:30] その他1 (3件)
[15:00 -- 16:30] その他2 (3件)
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将棋 [10:30-12:00]

*1番最初の発表は,第27回研究会で発表出来ませんでしたので,今回発表とさせていただきます。
(GI27-12)完全プレイのためのデータベースのサイズの削減
○田中哲朗(東京大学)
「どうぶつしょうぎ」を例に,完全プレイのためのデータベースのサイズの削減法の提案をおこなう。

(1)コンピュータ将棋の現状 2012 春
○瀧澤武信(早稲田大学)
第22回世界コンピュータ将棋選手権が2012年5月に開かれた。この報告では同選手権における将棋ソフトウエアの実力について考察する。

(2)5五将棋大会2011年の動向
○伊藤毅志(電気通信大学)
2011年に開催された第5回UEC杯5五将棋を中心に,TAAIトーナメント,GPW杯などの結果も交え,コンピュータ5五将棋の現状を報告する。

その他1 [13:00-14:30]

(3)2011年度後半のコンピュータ囲碁の現状
○村松正和,伊藤毅志(電気通信大学)
第5回UEC杯コンピュータ囲碁大会と,その後に行われた E&C シンポジウム特別イベントを中心に報告する。


(4)コンピュータと人間の思考の比較 ~囲碁の次の一手問題を題材に~ ※キャンセル
○伊藤毅志,猪爪 歩(電気通信大学),高橋克吉(はこだて未来大学),
加藤英樹,尾島陽児,村松正和(電気通信大学),松原仁(はこだて未来大学)

(4)コウを含むヨセの最適手判定方法
○二宮勘輔
コウ1個と純粋コウザイとヨセ手を多数含む囲碁の局面で,探索なしで最適手を厳密に判定する方法を提唱する。

(5)可能パターン完全探索によるmine sweeperのsolver生成
○大森瑛智,井上真郷(早稲田大学)
行き詰まり時にパターン数を考慮した確率に基づいて解き,Windowsの上級の設定でクリア率49.6%となった。

その他2 [15:00-16:30]

(6)大貧民において不完全情報性がモンテカルロ法によるプレイヤに与える影響の調査
○地曳隆将,松崎公紀(高知工科大学)
モンテカルロ法による大貧民プレイヤにおいて,相手プレイヤの手札情報の差がプレイアウトの結果に与える影響を調査した。

(7)提出手比較による大貧民プレイスタイルの分析について
○吉原大夢,阿部野なつみ,渡邉佑介,大久保誠也(静岡県立大)
コンピュータ大貧民参加クライアントを題材として, 大貧民におけるプレイスタイルについて検討を行った。

(8)役を構成するゲームに対する効率的な行動決定アルゴリズムの提案
○小松智希,成澤和志,篠原 歩(東北大学)
役を構成するゲームに対して,有用な手を効率的に決定できるアルゴリズムを提案し,実験で検証する。

(10)サイクルが5N+1列の場合を除くシリンダー箱積みが最善引き分けの証明※キャンセル
○山口慶晃,山口和紀,田中哲朗,金子知適(東京大学)/s>