第18回ゲーム情報学研究会(発表件数7件) 日時:平成19年6月22日(金) 10:30 - 15:50 場所:県立広島大学広島キャンパス (教育研究棟2の2357教室) http://www.pu-hiroshima.ac.jp/campus_guide/index.html 〒734-8558 広島市南区宇品東一丁目1番71号 主査:飯田弘之 幹事: 上原 貴夫,金子知適,岸本 章宏 ------------------------------------------------------------------------ [プログラム] [10:30 -- 12:00] 将棋 (3件) [13:30 -- 14:30] 囲碁 (2件) [14:50 -- 15:50] その他のゲーム/アルゴリズム一般 (2件) (1件キャンセルの為終了が早くなりました。) ------------------------------------------------------------------------ 10:30 - 11:00 1. モンテカルロ法を用いた5五将棋システム ○伊藤毅志 (電気通信大学)、新沢剛  モンテカルロ法を用いた5五将棋を開発し、改良を重ねることで、将棋系のゲーム に対するモンテカルロ法の適用可能性について考察する。 11:00 - 11:30 2. コンピュータ将棋の現状 2007春 ○瀧澤武信 (早稲田大学) 第17回世界コンピュータ将棋選手権が2007年5月に開かれる. 同選手権における将棋ソフトウエアの実力について考察する. 11:30 - 12:00 3. 中将棋における各種ルールの影響の考察 ○佐々木宣介 (県立広島大学) 中将棋は盤が大きく駒種が多く、その他いくつかの特殊ルールが存在する。 自動プレイ実験を通じてのそれらの特徴を評価した結果を報告する。 [12:00 - 13:30 昼食休憩] 13:30 - 14:00 4. 囲碁の中盤における盤面の評価関数に関する検討 ○平本 直之 (愛知県立大学),成瀬 正 囲碁の中盤の盤面に対して、陣地と勢力を主とした評価関数を構成し、 評価実験により、問題点の検討を行う。 14:00 - 14:30 5. 囲碁熟練プレイヤーの詰碁解答に基づく思考過程の考察 ○高橋克吉(公立はこだて未来大学),伊藤毅志(電気通信大学), 村松正和(電気通信大学),松原仁(公立はこだて未来大学) 囲碁のアマ高段者とプロ棋士が詰碁を解く過程を観察し比較した. 実験の結果および今後の課題について考察する. [14:30 - 14:50 休憩] 14:50 - 15:20 6. The Omniscient Play in Games (tentative) ○飯田弘之 (北陸先端科学技術大学院大学) あるゲームに対して最善応手手順とゲーム理論値を特定するには そのゲームを解けるプレイヤ(完全プレイヤ)が存在しなければならない。 本稿では完全プレイヤの存在とういう視点から、V. Aliis(1994)が 試みた定義「ゲームを解くこと」の意義を再考する。 15:20 - 15:50 7. コンピュータブリッジにおける競り合いのビッド ○上原貴夫 (東京工科大学) ブリッジのオークションにおける競り合いの状況での判断基準として, トータルトリックの法則が知られている.この法則のコンピュータブリッジに おける適用について,実験結果を報告する.