情報処理学会 情報学基礎研究会(FI研)主催
「情報アクセスシンポジウム(IAS)2009」
*** 参加案内 ***

日時
2009年10月20日(火)13:00-17:30
会場
北海道大学 学術交流会館(札幌)
アクセス: http://www.hokudai.ac.jp/footer/ft_access.html
学術交流会館:http://www.hokudai.ac.jp/bureau/map/map4.htm

国際会議 Asia Information Retrieval Symposium (AIRS) 2009 と連続開催(IASの公用語は日本語です)
★是非IASとAIRSにまとめてご参加ください!★

IAS参加費

(当日受付にて現金払。お釣りのないようお願いします)

参加申込

参加の事前申込をお願いします。

プログラム

13:00 開会のことば (酒井哲也)

13:10-14:00 招待講演1 「コミュニティ型の情報アクセス研究と評価:NTCIRを中心に」

神門典子氏(国立情報学研究所)

情報検索・情報アクセス技術の研究開発には評価は必要不可欠である。評価は、 コンテスト、資格試験などではなく、研究者が提案手法の有効性を理解し、改良 の効果を検証し、問題点や今後の改良の方向を学ぶためのものである。とくに情報検索・情報アクセス研究では、利用者による判断が成否の基準となるため、信頼性・感受性・頑強性の高い評価を行うことは容易ではない。そこで、共通の実験用データセットと評価手法を基盤として、世界中の研究グループが協調と競争をしながら研究を進める評価ワークショップが研究基盤となり、技術発展、ベストプラクティスとベンチマーク、技術移転促進、分野の裾野拡大などの多くの役割を果たしてきた。 NTCIRは、TREC, CLEFとともに世界三大IR評価と称され、日本発の国際的プロジェクトとして、大規模実験用データセットの構築、情報活用支援のための技術チャレンジ、評価手法研究と研究コミュニティ活動へと次第に焦点を展開しながら活動を続けている。ここでは、NTCIRの活動を紹介するとともに、共通基盤と個別ニーズ、探索型検索、集合知、コミュニティをキーワードとして、情報検索研究におけるパラダイムシフトと今後の方向を展望する。

略歴: 国立情報学研究所教授。1994年慶應義塾大学大学院博士課終了。博士(図書館・情報学)、学術情報センター助手、助教授、国立情報学研究所助教授を経て、2004年から現職。総合研究大学院大学教授併任。 情報アクセスシステムの評価、探索的検索、主観情報の分析、言語横断検索等の研究に従事。 NTCIR Project Leader, 2003-2007:ACM-SIGIR Asian Representative to Executive Committee, 2007- Information Processing & Management Associate Editor.

14:00-14:50 招待講演2 「構造的言語処理による情報検索基盤の構築と情報分析」

黒橋禎夫氏(京都大学)

情報検索の本来の目的は,表面的なテキストではなく,その中の情報・知識を得ることであり,そのためには計算機によるテキストの理解,言語の理解が本質的に必要となる.構造的言語処理によって,語を単位とするのではなく述語項構造を単位とし,言語表現の多様性を吸収する,次世代の情報検索基盤について述べる.さらに,情報を発信者,重要サブトピック,主要・対立表現,評価表現などの様々な観点から集約する情報分析技術を紹介する.

略歴: 1994年京都大学大学院工学研究科博士課程修了.博士(工学).2006年4月より京都大学大学院情報学研究科教授.自然言語処理,知識情報処理の研究に従事.言語処理学会10周年記念論文賞,船井情報科学振興賞,IBM Faculty Award等を受賞.

<休憩20分>

15:10-16:00 招待講演3 「ブログから社会と個人の変化を知る − ブログ検索エンジンの研究開発とそのサービス化について−」

稲垣陽一氏(きざしカンパニー)

きざしカンパニーは、ブログ情報の収集・分析・集約を行うことで、社会と個人の「変化のきざし」を発見できるサービスの実現を目指している。本発表では、ネット検索・解析サービスの研究開発の実際、今後の方向等について説明する。

略歴: 1990年東京大学文学部言語各科卒業、(株)シーエーシー入社 技術研究室に配属、スタンフォード大学コンピュータサイエンス学科客員研究員(96-98)、きざしサーチエンジンの研究開発を経て、2007年1月より(株)きざしカンパニー代表取締役専務CTOをつとめる

16:00-16:50 招待講演4 「コトバをカガクしてユーザーニーズにこたえる〜ニューズウォッチの最新戦略の紹介〜」

金田直之氏(ニューズウォッチ)

株式会社ニューズウォッチは,東芝研究開発センターで培った言語処理技術を用いて,法人向けニュースサービス,サイト内検索ASPサービス,関連記事表示サービス,サイトビジネス(フレッシュアイ,コトバノウチュウ)を行ってきた.景気動向が未だ低迷する状況下,企業は,広告出稿抑制・コストダウン推進という傾向が強く,成長を継続・加速するためには,更に大きなユニークな価値を提供する必要性を痛感している.本発表では,弊社が言語処理技術を用いて更なる付加価値をどのように提供し,成長を実現しようとしているか?について説明をしていく.

略歴: 1986年広島大学経済学部卒業 1991年国際大学国際経営学修士課程卒業,日立金属,日本オラクルで財務,コダック株式会社アプライドイメージング事業部マーケティングディレクター,東芝iバリュークリエーション事業部にてインキュベーション担当を経て,2001年11月に株式会社ニューズウォッチ代表取締役社長に就任し,現在に至る.

16:50-17:20

パネル:「学界と産業界から見た情報アクセス技術の今後」

パネリスト:

 神門典子氏(国立情報学研究所)

 黒橋禎夫氏(京都大学)

 稲垣陽一氏(きざしカンパニー)

 金田直之氏(ニューズウォッチ)

司会:吉岡真治(北海道大学)


17:20 閉会のことば (吉岡真治)

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