『デジタル・ドキュメント・シンポジウム2003』参加者募集

[ 趣旨 ]
インターネット上の情報記述言語であるXMLがあらゆる分野で活用されるようになり,そのインパクトが世界的な規模で各種分野のコンテンツを変革しつつあります.企業ポータル,Eコマースなどのビジネス分野はもとより,e-Learning,e-Government,電子カルテ,車載情報機器,携帯電話,デジタルTVなど,教育,社会,厚生,医療,交通,娯楽など生活分野の隅々にまで,デジタルコンテンツの変革は進展しています.Webサービス,セマンティックWeb,無線LAN,第3世代携帯など,技術進歩で便利になった反面,社会的なルールが未整備なままで技術が出現したために出会い系サイト情報の氾濫や個人情報の漏洩などといった問題も生じており社会的な解決が迫られています.

 今回は,ユビキタスネットワーク環境下の「e-社会」おけるコンテンツの可能性と問題点を探ることを目的して,産官学のデジタルコンテンツ関係者をお招きし講演とパネル討論を企画しました.「e-社会」を言葉通り良い社会とすることを目指して,デジタルコンテンツの制作者側と利用者側各々の立場で発表していただき会場の皆様も交えて討議したいと考えます.

[テーマ ] e-社会を築くデジタルコンテンツ

[日 時] 2003年11月25日(火) 9:50〜17:00

[会 場]学術総合センター 2階中会議室
101-8430 東京都千代田区一ツ橋2-1-2  http://www.nii.ac.jp/help-j.html

[主催]情報処理学会デジタルドキュメント研究会 <主査:大野邦夫, 幹事:市山俊治,今村 誠,根岸寛明>

[協賛] XMLコンソーシアム

[参加費]
登録会員(DD研) \10,000.-
一般会員(学会員)
協賛組織の会員
\12,000.-
学生 \ 3,000.-
非会員 \15,000.-
   
論文集のみ \ 5,000.-

[申込方法]
学会ホームページの行事申込書にてお申込みください.
http://www.ipsj.or.jp/cgi-bin/event.cgi
受付欄の[申込]をクリックしてください。

[申込締切]平成15年11月14日(金)

[申込/照会先]情報処理学会 調査研究担当(シンポジウム係)
〒108-0023 東京都港区芝浦 3-16-20 芝浦前川ビル 7F
TEL(03)5484-3535 FAX(03)5484-3534 E-mail:sig@ipsj.or.jp

■プ ロ グ ラ ム■
[ 9:50-10:00] ○開会の挨拶 大野 邦夫(ドコモ・システムズ)
[10:00-11:00] ●基調講演
  Webデザインのためのユーザビリティ 黒須 正明(文部科学省メディア教育開発センタ)
[11:00-12:00] ●チュートリアル:
  セマンティックWeb最新動向 萩野 達也(慶應大)
[12:00] 昼休み
[13:30-17:00] ●パネル討論会
テーマ:デジタルコンテンツの未来を語る─ 作り手と使い手とのコラボレーション ─
コーディネータ 安達 淳(国立情報学研究所),森 辰則(横浜国大)
パネリスト:
 (1)萩野 達也(慶應大)  セマンティックWebのアプリケーションについて
 (2)植松 直也(ジャストシステム)  コンテキストを利用した知識管理基盤"GrowVision"について
 (3)花岡 和彦(富士通)  グローバルなウェブサイトのコンテンツ整備
 (4)高橋 和彦(富士通インフォソフトテクノロジ) e-Learningの動向と学習用インフラの実際
 (5)中挾 知延子(東洋大学) 標準メタデータによる学習リソースの効果的な活用
 (6)木下 直子(警察庁) 開かれた行政活動を目指して:地図コンテンツ活用によるマクロとミクロの好循環
 (7)冨田 英典(仏教大) ユーザーから見たデジタルコンテンツの魅力