第7回 ゲーム・プログラミング ワークショップ論文募集

 ご存知のように外国ではチェスを始めとしたゲームを対象にした研究が盛んに行なわれ、強いプログラムを
作りたいという動機付けのもとで、探索、プラニング、機械学習、などさまざ まな分野の発展に大いに貢献
しています。ところが日本には将棋、囲碁という世界に誇るべき優れたゲームがあるにもかかわらず、これまで
ゲームのプログラミングに関する研究は盛んではありませんでした。幸い最近になってコンピュータ将棋、コ ン
ピュータ囲碁の実力も以前よりもかなり進歩し、ゲームのプログラミングに関する研究の気運も徐々にではあ
りますが高まってきました。しかし現状では適当な発表・議論の場がほとんど存在しませんでした。そこで94
年からほぼ毎年このワークショップを実施し、多くの発表と参加者を集めてきました。98年から母体を情報
処理学会のゲーム情報学研究会として実施しています。今回も広くゲーム情報学に関する論文を募集し
ますので、ふるってご応募ください。

主催: 情報処理学会 ゲーム情報学研究会
共催: コンピュータ将棋協会、コンピュータ囲碁フォーラム

日程: 2002年11月15日(金)〜11月17日(日)

会場: 箱根セミナーハウス (神奈川県足柄郡箱根町仙石原845)
 ※原則として参加者はみな会場に宿泊することを前提としています

使用言語: 日本語または英語

参加費: 正会員(研究会登録会員) 35,000円, 学生 20,000円
       非会員 40,000円 (宿泊費・食費を含む)

トピックス(以下に限定するものではありません)
  ・ゲームプレイングプログラム
  ・パズルを解くアルゴリズム
  ・パズル創作プログラム
  ・ゲームをプレイする人間の認知科学
  ・ゲーム戦略知識の学習
  ・テレビゲーム
  ・インターネット上のゲーム
  ・ゲーム理論の応用による人間の行動の解析
  ・マルチエージェントのゲーム(たとえばサッカー)
  ・ゲームの歴史のコンピュータを用いた分析
  ・コンピュータを用いた新しいゲームの開発
  ・ゲーム向きコンピュータアーキテクチャ
  ・コンピュータによる人間のゲーム熟達の支援

応募方法
 1. 発表論文については査読を行なう。
 2. 発表希望者は論文題名(和文の場合は英訳もつけること) とextended abstract3部を下記の
   申し込み先に郵送する(連絡先を明記のこと)。e-mailによる投稿を歓迎する。郵送の場合の
   用紙はA4版とする。extended abstractの量は日本語で1500字以上3000字以下、英語で
   400 words以上800words以下とする。
 3. 最終論文は和文もしくは英文でA4版8ページ以内とする。

スケジュール
 extended abstract送付締切:2002年7月31日(水)
 採否通知:2002年9月19日(木)
 最終(カメラレディ)論文締切:2002年10月23日(水)

アブストラクト投稿先
 〒113-8658 東京都文京区弥生 2-11-16 東京大学情報基盤センター 田中哲朗
 tel: 03-5841-3023 e-mail:ktanaka@ecc.u-tokyo.ac.jp

カメラレディ送付先  ※アブストラクト送付先と異なりますので、ご注意ください
 〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1 電気通信大学情報工学科 伊藤毅志
 tel:0424-43-5370 e-mail:ito@cs.uec.ac.jp

問い合わせ先
 〒041-8655 函館市亀田中野町116-2 公立はこだて未来大学 
    システム情報科学部  松原 仁
 tel:0138-34-6125 fax: 0138-34-6105 e-mail:matsubar@fun.ac.jp