Barcode-Talkerプロジェクト:パッケージデザインガイド,賞味期限読み上げ端末を参考展示

2014年1月31日

 一般社団法人情報処理学会ユニバーサルデザイン協創フォーラム(以下、UDフォーラム)は、パッケージのバーコードを読み取り、その商品情報を視覚障碍者に音声で案内できるソフトウェア「Barcode-Talker」を産学官民の協働プロジェクトで開発してきています。同フォーラムは、2月14日に開催されるソフトウエアジャパン2014において、同プロジェクトおよび関連技術の参考出展を行います。

◆量産コストを増やさず、視覚障碍者のバーコード読み取りに配慮できるパッケージ

 点字をはじめとする蝕知加工は特殊な印刷や型押しを必要とし、商品量産コストの上昇から採用品数は多くありません。バーコードの印刷位置を蝕知可能とし、視覚障碍者自身によるスキャンを容易にする蝕知化技術「バーコードサイン」を出展します。
2013日本パッケージングコンテストでJAPAN STAR賞を受賞した本技術は、視覚障碍者への商品情報提供を量産コストを増やさずに実現できる大日本印刷(株)の提案で、現在、初の採用メーカを募集しています。

◆賞味期限の読み上げに対応したハンディ端末

 バーコードの数字には製造日が含まれないため、バーコード読み上げソフトが賞味期限を知らせることは不可能でした。今回参考出展する端末は、(株)イメージャーの高性能OCR(光学式文字読み取り)技術Solomon Decoderにより賞味期限の印字を直接解析し、クリエートシステム開発(株)の音声合成ライブラリにより読み上げるものです。
今回の参考出展では、賞味期限の印字位置を自動検出するまでには至っておりませんが、パッケージのデザインにより、賞味期限をバーコード至近にダイレクトマーキングできれば、バーコードのパターンを手掛かりに周囲から自動検出する応用が期待されます。

 視覚障碍者の商品情報取得を容易にするためには、パッケージのバーコード印刷位置を規格化していく必要があります。パッケージそのもののデザインと可能なかぎり両立できるデザインガイドも参考出展いたします。

ソフトウエアジャパンの開催案内はこちら
http://www.ipsj.or.jp/event/sj/sj2014/

Barcode-Talker写真 

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