7ZD-04
猿検知システムを用いた同時出現時の接近ターン分析
○北爪孝明,杉浦彰彦(静岡大),中井一文(鳥羽商船高専)
近年、猿による農作被害は増加しており、対策の必要性が高まっている。我々は猿検知システムを導入し、得られた大量のデータを元に猿の出現を予測する研究を行なってきた。特に猿が複数体で同時に出現する場合には、被害規模も多大なものになるため、同時出現時における分析を進めてきた。既存の方式では、測定精度の高い近距離での結果を中心に、明らかに出現とされるデータを主な分析対象としてきた。
本研究では、近距離での同時出現パターンを用いて出現をモデル化し、広範囲での出現判定精度を向上させることで、遠距離データを対象とした分析を可能にする。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会