7ZC-03
物理的可視化に基づく数独システムの開発
○佐々木夢乃(同志社大),ニコラ クブラ(パリ国立高等鉱業学校/同志社大),富田遼大,芳賀博英(同志社大)
我々は情報を物理的実体を用いて表現することで、デジタルと現実世界を繋ぐ研究を行っている。本研究では、その一例として,数字を物理的な実体を用いて表現することにより,幼児や小学生などの低年齢でも使えるようなシリアスゲームの作成を行った。今回は4x4の数独を開発した。数独を実現するための物理的な実体には,底面に色のついた箱を用いた。ユーザの動作を認識するために箱を置くためのボードを作成した。実際に作成したボードの中にArduinoとカラーセンサー、距離センサ、LEDを組み込むことで,各箱の位置判定や,正誤認識を実現した。将来的に,本ゲームを9×9の数独に拡張することを目標としている。

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