7ZA-03
訪問看護における褥瘡ケア情報管理システムの開発
○高橋遼平,長安珠旺(近畿大),堀 謙太(兵庫医科大),小笠原映子(新潟大),大星直樹(近畿大)
訪問看護において褥瘡ケアは重要であるが、訪問看護師は多忙であり、限られた訪問時間内での褥瘡状態の記録及び整理は大きな負担となる。
本稿では、褥瘡ケアにおいて簡便で正確な情報共有を目的とする褥瘡ケア情報管理システムの設計・開発について述べる。本システムのコンセプトはタブレット端末を用い、従来の業務と近いフローで操作を可能とする良好な使用性の実現である。現場の意見を反映し、不足の無いケアの提供を目的としたケア物品情報の管理、写真上への手書き機能などの情報共有支援機能の他、褥瘡記録時の看護師、療養者双方の負担軽減を目的とした褥瘡面積の自動測定などの褥瘡ケアを支援する機能を持つシステムの開発を行った。

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