7Y-01
ペルソナ法における顔写真使用の効果について
○早川 葵,喜多千草(関西大)
日本で広く使われている人間中心設計の手法に、「ペルソナ法」がある。ペルソナ法は、調査データに基づいて作成された仮想ユーザと、その仮想ユーザの行動を示したシナリオを用いて、特定のユーザに使いやすい設計を行う手法である。この手法は、様々な業種の企業で採用され、その効果を発揮しているものの、手法自体はデザイナーの経験則的な側面も大きい。本稿では、経験則によって決定される要素の一つである、顔写真に注目した。実際に企業で使用されたペルソナを用いて実験を行い、顔写真の効果や影響を明らかにすることで、ペルソナ法を企業がより採用しやすいものにすることが、本研究の目的である。

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