7T-05
VMクラスタにおけるサービス温度プロファイルによる熱分布制御
○伊勢駿介,廣津登志夫(法大)
データセンタではホットスポットの発生により冷却効率の低下やサービスの停止に繋がることがある。この問題はサーバが一定温度を超過しないようにすることで軽減できる。既存手法では、VMクラスタにおいてCPU温度の高いサーバから低いサーバにVMを移動させることでCPU温度を調節した。しかし、ホットスポットを解消するためにはCPU温度だけでなくサーバの排気温度の調節も必要である。本研究では、運用前に温度センサを用いて吸気及び排気の温度関係をサーバの機種ごとに測定してプロファイル化することで、運用時にセンサを設置することなくVM移動後の温度を予測し、ホットスポットの発生を抑制するようにVMを移動する。

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