7T-02
エッジコンピューティングにおけるアプリケーションの特徴と負荷を考慮した処理配分手法
○志野嘉紀,笹井一人,北形 元,木下哲男(東北大)
IoTの発展に伴うアプリケーションの低遅延制御要求に応える処理基盤として、豊富な計算資源やストレージを持つクラウドとデバイス付近に配置されたエッジを効果的に活用する、エッジコンピューティングの概念が注目されている。2つの環境はそれぞれ一長一短の性質を持つことが予測されるため、効率的な処理の配分が重要な課題となるが、有力な手法は未だ提案されていない。本稿では、アプリケーションの特徴や、通信負荷・計算負荷の状況を考慮しながら、アプリケーションを配置する手法について検討する。ここでは、実験からアプリケーションの処理配分による遅延の違いを計測し、それに基づき処理の配分を動的に制御する方法を模索する。

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