7S-01
Chefを応用したKubernetesのコンテナ管理方法の提案と評価
○土本大貴,青山幹雄(南山大)
Dockerのコンテナ型仮想化ではホストOSを経由してコンテナにアクセスするため,コンテナが増えると管理の複雑さが増大する.これに対処するため,コンテナ管理ツールとしてKubernetesが提案されている.しかし,Kubernetesでコンテナ配置を定義するためには,そのモデルを理解する必要がある.
本稿では,Chefを応用し,Kubernetesの設定ファイル作成を効率化する方法を提案する.ChefとKubernetesの管理モデルを対応づけで,Chefで作成した設定ファイルをKubernetesで利用可能にする.
提案方法を元に作成した構成ファイルをKubernetesに適用し,その有効性を確認する.