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テーマパーク問題における合意形成のゲーム理論的分析
○古川翔太,辻 順平,能登正人(神奈川大)
テーマパーク問題は,来場者の各アトラクションへの訪問スケジュールを調整し,全体の満足度を最大化する問題である.テーマパーク問題において,来場者は個々で行動することが前提だが,実際のテーマパークにおける来場者は集団で行動することが多い.集団の意思決定の背後には,個々の来場者の価値観のすり合わせによる合意形成があり,なおかつテーマパーク問題においては,その合意形成がテーマパーク全体の集団と相互作用し,より複雑となる.
そこで本研究では,集団の合意形成とテーマパーク全体の相互作用をゲーム理論的な観点で分析を行う,種々の合意形成のモデルを適用し,集団や全体の利得が向上するようなモデルを検討する.

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