7G-08
FPGAアクセラレーションを可能にするストリーミングフレームワークの評価
○味曽野智礼,吉瀬謙二(東工大)
近年FPGAによるアクセラレータの研究が多く行われている。これは特定アプリケーションにおいてFPGAアクセラレータが消費電力を抑えながら高い性能を達成するこ とができるためである。特にFPGAアクセラレータはストリーミング処理に向いていると言われており、リアルタイムデータ処理の高速化が期待できる。しかし現在、ストリーミング処理を行うソフトウェアからFPGAアクセラレータを簡単に使用できる環境は無い。
そこで本研究ではストリーミングフレームワークの1つであるHeronを拡張し、FPGAリソースを扱えるようにする。PCとFPGAボード間の通信はPCIeを利用する。そしてユーザーアプリケーションをCPUのみで実行した時と、FPGAを用いて実行した時の性能を比較し、定量的に評価する。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会