7A-04
街のイメージと調和した広告看板のデザイン法に関する研究
○日吉久礎,大口里奈(青学大)
人々は,伝統的な街,近代的な街,高級感のある街,大衆的な街などのように,街に対してさまざまなイメージを持つ.街によっては,人々の持つイメージが一種のブランドを形成している.したがって,街のイメージを損なわないように,さまざまな規制を導入することがあり,広告看板に対しても色やサイズを規制することがある.一方で,人々に広告内容を伝えることが広告看板の機能であることから,広告看板には人々の目に留まることが求められる.本研究では,人々の街に対するイメージをアンケートにより収集する.そして,広告看板と街のイメージの調和度をマハラノビス距離によって表すこととする.このような考え方のもとで,顕著性マップと呼ばれる画像処理技術を利用した広告看板のデザイン法を提案する.

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