7A-03
会員ステージ向上に着目した重要商品の分析手法に関するー考察
○楊 添翔,山下 遥,後藤正幸(早大)
近年,情報技術の発展により,顧客に関する様々なデータを大量に蓄積できるようになった.特に小売企業では蓄積された顧客の購買行動データを分析することで,ターゲット顧客を抽出し,その顧客に関するスイッチ商品を明らかにする方法が求められる.
本研究では株式会社良品計画が展開する無印良品ブランドの購買履歴データを対象事例として扱う.無印良品には特有なステージ成長制度が存在する.ステージの成長パターンによって区別される優良顧客と非優良顧客を判別することで,二値判別器を用い,ステージの成長に重要な商品を捉えることができる.その方法を用いて実際の購買履歴データから,顧客のステージ成長に関して有効な商品を抽出する.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会