6ZD-07
VRウォークスルー型ホラーハウスの実現と検証
○吉川尚摩,魚井宏高(大阪電通大)
 近年のお化け屋敷はお化けを演じるスタッフが人を驚かせるものが主流であるが,この形態は20年以上も前になされたものである.そこで本研究では,自動化されたホラーハウスでも恐怖を与えられるのかを検証するため,現実と同じ移動動作でホラーハウス内での移動を行える車椅子型コントローラを開発し,お化け役のスタッフを必要としないVRウォークスルー型ホラーハウスを制作した.また本ホラーハウスの展示を行った結果VR酔い等の問題が発生したため,移動速度や視野角の調整といった対策を随時行うこととなった.そこから今回の車椅子型コントローラとVR酔いとの関係,VR酔いと恐怖との関係について追加実験を行い検証を試みた.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会