6ZC-01
研究活動における課題遂行のための知的支援システム
○森田尚也,大平茂輝,長尾 確(名大)
研究活動に精通していない学生にとって,自身の研究の長期的な筋道を立てて各局面における課題を管理・遂行することがいかに困難であるかは想像に難くない.
しかし,人間の知的活動を再利用できる形で記録・蓄積するには一般に大きなコストがかかり,これを解析して人間の支援のために役立てることは難しい試みである.
そこで本研究では,議論活動を意味構造化して記録する仕組みと機械学習手法を組み合わせることによって,学生の研究活動における課題遂行を支援するシステムおよびそれを長期に渡って運用するための仕組みを提案する.
提案手法による機械学習モデル精度向上の計算機実験および実際に卒業研究に携わっている学生を被験者とした運用実験を行い,その有効性を確認した.

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