6ZB-07
キー入力の癖の学習に基づく入力間違い推定法の検討
○西村希槻,寺澤卓也(東京工科大)
学生や社会人は数千字の文書を作成することも少なくないが、PC操作に慣れていないと、誤字入力をする可能性が高い。ワードプロセッサには、辞書に基づいて単語の校正を行う機能があるが、登録されていない単語は校正できない。そこで本研究では、辞書に依存せず、ユーザごとのキー入力の癖から間違えやすいキーを推測して校正する方法を考案した。まず、ユーザの入力を、修正作業を含めてまとまった量、キーロガーで取得する。次にそれを機械学習にかけ、癖のパターンを学習させる。作成した学習データに基づき、新規に作成した文書のチェックをシステムが行い、間違えやすいと判断した箇所を中心に本人がチェックすることで、校正を支援する。

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